チアリーダーのみなさん、こんにちは！
近年、チアダンスのユニフォームには、さまざまなタイプがあることをご存知ですか？
チアダンスの演技を「どのような場で披露するのか」によっても、チアユニフォームが使い分けされているんです。
それでは、近年のチアダンスのユニフォームの流行についてみていきましょう！
目次
審査にも影響？チアユニフォーム選びの重要さ
ここでは、チアダンス競技大会のPOM部門（ポンポンを持って踊る部門）のスコア規定を例に、チアユニフォームがどのように審査に関わっているかみていきます。
◆日本チアダンス協会 ALL JAPAN CHEER DANCE CHAMPIONSHIP 2024より
● Communication/Projection/Audience Appeal & Appropriateness コミュニケーション/表現/観客へのアピールと 適正さ 10点
心からのショウマンシップ、観客へのアピールを持ったダイナミックなルーティンを表現する能力、演技を高めるための年令に適した音楽・衣装・振付
◆USA Regionals / Nationals 20234より
6．衣装/ユニフォーム1） 全ての衣装は安全かつ、演技中に脱げてしまう、落下するなどがないようにすること
2） 丈の短い衣装は、タイツ着用が望ましい
3） 男性はシャツ（ノースリーブ可）を着用、前面のボタン・ファスナーをしめることが望ましい
4） 中学校・高校チームは、直立（腕を下ろした）姿勢時に腹部まで覆われた衣装を着用すること
出場部門（全競技部門、審査対象外部門も含む）に関わらず、このルールは適用される（大学チーム以外）
5） 上記の他に、Song/Pom部門は、衣装に規定がある
【Song/Pom部門】チアユニフォームを着用すること（必ず学校名・チーム名が記載されていること／素材不問）※パンツ不可
6） 履物は、Song/Pom部門に限り足裏全部を覆っているものを両足に着用すること
靴は各部門の演技内容に見合ったものを両足に着用し、摩擦や怪我の防止など安全面を十分考慮すること
裸足、靴下のみの着用や床を傷つける靴は禁止
7） 衣装の一部としてのアクセサリーは装着可
演技中に外れる、また肌や床を傷つける恐れのある金属製などのアクセサリーの着用禁止
上記のように、日本のチアダンスの競技大会には、ユニフォーム（衣装）やシューズについての細かい規定があります。
日本の競技大会と同様に、海外のチアダンスの競技大会にも規定が存在します。
ドラマで見るチアユニフォームの流行
ひと昔前のチアユニフォームは、プリーツスカートにルーズソックス、白色のスニーカータイプのチアシューズを履き、ポニーテールにリボンをつけるというスタイルが定番でした。
こちらは、テレビドラマ「天国への応援歌 チアーズ」のDVDのジャケットです。
2004年に放送された石原さとみさん主演のチアを題材にしたドラマです。
多くの人が「チア」と聞いて想像するのは、このスタイルが多いのではないでしょうか？＾＾
つづいて、最近のチアダンスを題材にしたドラマ「チア☆ダン」をみてみましょう♪
ひと昔前に流行ったプリーツスカートやルーズソックスは姿を消し、身体のラインが見えるピッタリとしたチアユニフォームになっています。
また、とくに高校生や大人のチアダンスチームでは、スカートタイプだけではなく、パンツスタイルのユニフォームを着用するチームも増えています。
足元にも大きな変化があり、ベージュのタイツにベージュのシューズになっています。
数年前から、チアダンスでは、以前のようなチアシューズではなく、ジャズシューズが使用されることが多くなりました。
年々、チアダンスの競技レベルが上がり、それにともなって求められるテクニックやダンスのレベルも上がってきたことで、革仕様で柔らかく、より足にフィットしてつま先が伸ばしやすいサイドゴアジャズシューズを着用するチームが増えてきました。
【海外】チアユニフォームの流行
とくに大きな変化が見られるのは、競技チアダンスのユニフォームです。
近年、キッズチームも大人チームも、よりシャープなアームモーション、クリアなダンスが求められるようになり、身体のラインがはっきりと見えるチアユニフォームが好まれるようになってきました。
世界大会で上位入賞を目指す日本のチアチームも増えているため、海外のチアチームの流行は日本でもすぐに取り入れられます。
また、チアユニフォームのデザインの流行は、ブランドの最新カタログを見ると一目瞭然です！
実際に、人気のあるチアユニフォームのブランドを見ていきましょう♪
海外で人気のチアユニフォームブランドをご紹介します。
Varsity Spirit
海外で最も人気のあるチアユニフォームのブランドは「Varsity Spirit」といっても過言ではないでしょう。
スカート・パンツ・タンクトップ・長袖など、さまざまな種類のデザインのなかからカスタマイズできます。
日本でVarsity Spiritのユニフォームを購入するには、正規輸入代理店の「Hello Cheers」から注文することが可能です。
日本では数年前から一気に流行し、「バーシティのユニフォーム＆ポンポンで出場しないと入賞できない」なんて噂が流れたことも！
正直、真意はわかりませんが、たしかに強豪チームはバーシティのユニフォームを着用していることが多いです。
RABEL ATHLETIC
今回、Gravisのダンスチーム「Regina」が出場した「JAMZ National」という大会は「RABEL ATHLETIC」がスポンサーでした！
バーシティのユニフォームと比べると、派手なデザインでキラキラしているユニフォームであることが特徴です。
以前は、購入したチアユニフォームに、自分たちであとからスパンコールなどで装飾していた時代から、ラインストーンの装飾があるチアユニフォームに変化してきました。
ただ、ラインストーンを贅沢に使ったチアユニフォームは予算も上がっていきます（汗）
RABEL ATHLETICも、バーシティとおなじくオーダー制です。
日本でのRABEL ATHLETICのユニフォーム購入は、正規輸入代理店の「エイティズ」から注文できます。
RABEL ATHLETICのチアユニフォームを着用している日本のチアチームは、あまり見かけたことがないので、「ほかのチームとちがったユニフォームにしてみたい！」というチームにはオススメのブランドです♪
【日本】チアユニフォームの流行
日本のチアユニフォームのデザインは、冒頭でもお伝えした通り、海外の流行がとても影響します。
そのため、日本でも、身体のラインがしっかり見えるピッタリとしたチアユニフォームに移行してきています。
最近は、ラインストーンの多いチアユニフォームよりも、シンプルなチアユニフォームを着用しているチームが多い印象です。
また、チアユニフォームにいれるチーム名のロゴのデザインは、以前は種類が少なかったのですが、最近では、ロゴのデザインもオーダーメイドで作成してもらうことができるブランドもあります。
日本で人気のチアユニフォームブランドをご紹介します。
Chacott
Chacott（チャコット）は、もともとクラシックバレエの用品を販売していましたが、現在はチアダンスやバトン、新体操など、幅広いジャンルの衣装やグッズを取り扱っています。
映画「チア☆ダン」、ドラマ「チア☆ダン」のユニフォームは、チャコットのものを着用しています。
エイティズ
もともとはTシャツなどのウエアプリントを取り扱っており、その後、チアリーディングを中心にチアユニフォームも販売されるようになりました。
最近は、チアダンスのオーダーメイドのユニフォームも製作されています。
Gravisのダンスチーム「ROOTS」のユニフォームや、各拠点のオリジナルユニフォームはエイティズで製作しました。
POMCHE
チアグッズや、ポンポンを種類豊富に取り扱っているのが「POMCHE」。
チアユニフォームの作成は、いくつかの決まった型のなかから選ぶことができます。
また、ユニフォームをレンタルすることも可能です。
Gravisオリジナル
実はGravisでは、チアユニフォームの受注も承っています♪
ちなみにGravisオリジナルユニフォームを着用しているのは、Gravis Dance Team「Regina」や、鶴川教室の小・中学生たち。
幅広いサイズ展開で、1人ひとりの体型にピッタリのユニフォームが手に入ります。
チアユニフォームのオーダー方法
チアダンスのユニフォームを作りたいときには、オーダーメイドすることができます。
チームでオリジナルのユニフォームを着たい場合には、オーダーすることをおすすめします！
ユニフォームのデザインからカラーまで全て選べるので、チームに合ったユニフォームを作ることができます。
ユニフォームの形を選ぶ
まずは、スカートとパンツスタイルのどちらにするのか決めましょう。
トップスは、タンクトップのような肩がでているタイプ、半袖、長袖等があります。
また、胸元やショルダー部分が空いているタイプや、アシンメトリーなデザインになっているものなど、とても種類が豊富なので、好みのものを見つけてみてくださいね♪
キッズの場合は、動きやすさを考えて決めるのも良いかもしれません。
デザインを決める
ユニフォームの形が決まったら、生地の種類や色などを選んでデザインを考えていきます。
ユニフォームの生地には、いくつか種類があります。
ベーシックな生地や伸縮性のある生地等から選ぶことができるため、イメージや動きやすさを考えながら決めることをおすすめします。
選んだ生地によっては、使用できる色が限られることもあるので、しっかり確認しながら選んでいくようにしましょう。
マークをつける
ユニフォームには、チーム名などの文字が入っていることがほとんどです。
はじめからデザインが決まっていることもあれば、マークもオリジナルのものを作ることができる場合もあります。
お店によっては、文字の種類や色を自由に決めることもできます。
また、マークの素材まで選べることもあるので、チームの個性を表現して作ってみてください！
チアユニフォーム着用時にオススメのアンダーウェア
チアユニフォームを着用する際には、ユニフォームに響かないダンス用のアンダーウェアを着用することがオススメです。
ダンス用アンダーウェアを取り扱っているオススメのダンス用品専門店をご紹介します。
Chacott
チアユニフォームのブランドでもご紹介しましたが、バレエ・ダンス用品といえば「Chacott（チャコット）」というくらい有名なブランドです。
バレエ衣裳からレッスン着、シューズなど、ダンス専用につくられたアイテムの品揃えは抜群です。
チャコットの商品は、プロのダンサーも使用しているので、機能性が高く、安心して着用することができます。
大人向けだけではなく、キッズ・ジュニア向け商品もありますよ！
種類やサイズなどは、Chacottオンラインストアへ。
アンダーウェアだけではなく、チアダンスに使用できるシューズやメイク用品も取り扱っています。
実店舗も全国展開しているので、実物をみて購入したい方は店舗をのぞいてみてくださいね＾＾
MILBA
こちらも、バレエ・ダンス用品に特化したブランドです。
海外から取り寄せている商品があったり、ほかブランドに比べ、お手頃価格で購入できたりするところが魅力です。
⇒MILBA通販サイトで価格をチェックしてみる。
MILBAも、通販と実店舗（札幌・新宿・横浜・大阪）があります。
チャコット同様、チアダンスに使えるシューズの取り扱いもありますよ！
実店舗では、一点物と出会える場合もあるので、気になった方はぜひ店舗へ足を運んでくださいね♪
チアダンスのポンポンはどこで買う？
ポンポンなどのチアの小物を購入できるオススメの専門店をご紹介します。
晃和株式会社「POMCHE」
チアユニフォームでもご紹介したブランド。
ポンポンには、いくつか種類があります。
すでにポンポンの形になっていてセンターグリップという持ち手があるタイプ「ヴィーナスポンポン」。
光沢のあるテープを割いて丸い形をつくった「スターポンポン」。
マットなカラーの「チアーポンポン」。
ネオンカラーのみで仕上げた「ネオンポンポン」。
ダイヤのようなキラキラしたカラーを組み合わせた「スペシャルポンポン」。
など、種類豊富に取り扱っています。
公式ホームページには、最新のカタログやチアに関するグッズの写真がたくさん載っているので、ぜひのぞいてみてくださいね。
チアポン
完全オーダーメイドのポンポンを販売しています。
こちらもポンポンにさまざまな種類があります。
メタリックカラーのテープのみでつくる「オールメタコース」。
プラスチックなど、さまざまな素材のテープを組み合わせてつくる「レギュラーコース」。
ダイヤなどでキラキラが増すホログラムを1種類追加できる「ホロミックスコース」。
制限なしで好きな種類のテープが選べる「オールホロコース」。
基本的にはカット品（テープがカットされているもの）のみの販売で、ロールテープ（テープを切るところからはじめるもの）の購入もできます。
ロールテープを購入して自分でポンポンをつくると、大幅なコストカットができますが、完成までに時間をかけたくない方はカット品の購入をオススメします。
チアポンは9個以上～注文可能なので、1個だけ購入したい場合は「POMCHE」がオススメです。
お手軽な値段で衣装（ユニフォーム）がほしい
高校生や大人のチアダンスで、「ダンス専門店でオーダーするのは敷居が高い」「もっとお手軽な値段で衣装（ユニフォーム）がほしい」という方は、通販サイトをチェックしてみることをオススメします。
通販サイトでは、お手頃な値段で大人向けのチアダンスのユニフォームに使えそうなアイテムを販売しています。
大人のチアダンスや余興で衣装（ユニフォーム）をお探しのみなさんは、ぜひ参考にしてみてくださいね＾＾
FULLYFULLY
コスプレ用の衣装を販売しているお店ですが、余興など思いっきり踊るわけではなく一回きりしか着ない場合や同じものが複数必要な場合におすすめのショップです。
お手軽に入手する方法
あまりお値段はかけたくないけれど、大切な大会や発表会の為にやっぱり素敵な衣装がほしいですよね！
そこで、私の経験を元におすすめの方法が、！！
それは、「ユニフォームの装飾を控えめにするor自分でつける」です！
有名衣装ブランドでお値段が高くなってしまうのは、使っているストーンやラメが、照明に反射しやすいように特殊なものを使用しているからなんです。
ストーンの輝き具合にはレベルがあり、お値段が高くなるほど綺麗に輝きます。
強豪クラブチームの衣装って、本当にキラッキラしていて、どこから見ても目立ちますが、それはそうなるように作られたストーンやラメをつけているからなんです！
しかし、高校生など部活動としてチアをしているチームが出場する大会へ行くと、衣装がギラギラしていないチームがほとんどで、強豪チームでさえラメなしの事がよくあります。
ですが、着ているブランドはやっぱりVarsity を中心に、ブランドが多いです。
部活動である以上衣装にお金はかけられないけれど、それでも踊りやすさや、流行を意識したデザインにしようとした結果、ラメなしだけど、有名ブランドで！となるチームが実は沢山います！
私の高校生の頃のユニフォームはまさにそのタイプでした！
しかし、どうしてもキラキラさせたかったので、部活動がOFFの日に仲間と集まって、チーム名の周りだけ別売りのラメストーンをピンセットで1つずつ、地道につけて、キラキラ衣装で出場しました！♪
大変な作業でしたが、お菓子を食べて、みんなでおしゃべりしながらユニフォームを作り上げる時間は素敵な思い出です！！
まとめ
今回は、近年のチアダンスユニフォームの流行についてご紹介しました！
チアダンスのユニフォームは、年々変化し続けています。
海外の流行に影響を受けることが多いので、海外のチアチームのユニフォームをチェックしていれば、最新の流行がわかるかも！？
チームのイメージやカラーに合ったオリジナルのチアユニフォームを、ぜひオーダーしてみてくださいね♪
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