チアリーダーのみなさん、こんにちは!
チアダンスのなかで、動きをより効果的に見せるには「フォーメーション」が重要です。
今回は、フォーメーションについてお話します!
目次
フォーメーションとは?
チアダンスで重要なポイントの1つにフォーメーションがあります!
フォーメーションとは、構成・編成の意味で、演技の間にどのような隊形とるか、どんな移動をするのかを含みます。
ここではそのフォーメーションはなぜ重要なのか、どんな効果があるのかをご紹介します!
フォーメーションの重要性とは?
チアダンスのパフォーマンスにおいてフォーメーションはとても重要です!
レベルの高いチームの演技をみて、すごい!と思うのも綺麗なフォーメーションではないですか?
フォーメーションが上手に変化していくパフォーマンスには、観客を楽しませたり、感動させるような力があります!
フォーメーションの効果は?
人数が多ければ、フロアを最大限に使ったダイナミックなフォーメーション、また人数が少ない場合は、個々の動きを大きく目立たせるような工夫をした効果的なフォーメーションをつくることもできます。
人数の多い少ないによらず、フォーメーションが与える視覚的効果を重視したチアダンスの演技をつくりたいですよね。
大会でも重要?
チアダンスの大会のジャッジシート(審査用紙)においても、フォーメーションは評価対象であり、バリエーション豊かであるか、フロアを有効利用できているか、またその移動自体に連続性があるのか(無理はないか)などが評価されます。
その審査基準に沿って、どんなフォーメーションを組み合わせるべきか、考えてみましょう!
フォーメーションはどう練習する?
チアダンス経験者であれば誰もが一度は感じたことがあるかもしれませんが、均等にキレイにとることが非常に難しいです。
とくに鏡がないような場所、大会やイベントの本番などでは、演技者たちの感覚だけが頼りになります。
そこで今回は、チアダンスのフォーメーションをキレイにとるための練習方法をご紹介していきたいと思います。
STEP① ポジションを確認する
まず、チアダンスのフォーメーションをとるにあたって念頭に置かなければならないことは、以下の2つです。
・センターからの位置を把握すること
・メンバー同士の距離感
次に、大切なポイントは、基準をしっかり決めることです。
センター(空間の真ん中)に乗る列(人)はどこ(だれ)なのか、縦列も横列もまずはセンターに近い列がしっかり基準をつくってあげることが大切です。
そして、移動する際の歩数をかぞえて覚えたり、前後左右のメンバーとの距離感や移動中の風景(誰とどのくらいのタイミングですれ違うかなど)を覚えたりすることで、キレイなフォーメーションを取りやすくなります。
列自体は綺麗に揃えられても、人と人の間隔まで合わせることって、とても難しいですよね。
STEP② バミリを使う
チアダンスをやっていて、大会やイベントに出場経験のあるチームは、この練習方法を取り入れていると思います。
バミリ(場ミリ)とは、イベント業界用語で、ステージ上に楽器や舞台セットの設置場所や、出演者の立つ位置を、ビニールテープ等で目印として貼ることをいいます。
チアダンスにおけるバミリの取り方は、まず対象のフロアや舞台の広さを事前に調べておき、センターから左右に距離を測って、数字をふったものを前と後ろに置きます。(1メートルごとに数字を置くのがわかりやすいです。)
そして、まずはその数字を目印にフォーメーションをとっていきます。
フォーメーション移動の練習を繰り返し、数字を見なくても歩数や感覚で移動できるようになれば、数字の目印をはずしても均等にフォーメーションがとれるようになっていきます。
STEP③ 腕やポンポンの重なり具合で決める
腕を伸ばした際に、隣の人と手の平が重なるくらいなのか?
間に1人立ったときに、肘と肘が重なるくらいなのか?
肩と肩が重なるくらいなのか?
また、ポンポンを持っている場合は、人と人の間にポンポンを1つ挟むくらいなのか?
など、腕やポンポンの重なり具合を基準にしてフォーメーションを取っていく練習方法です。
この方法は、バミリが使用できない時、また本番のフロアや舞台などでもすぐに確認できるフォーメーションのとり方です。
バミリで練習して、慣れてきたら無くしてみるのが良いかと思います!
しかし、人によって身長や腕の長さが異なるため、きっちり正確な距離がとれるわけではありません。
まずフォーメーションを前から見て確認して、間隔が均等になっているかチェックしてから移動の練習をしましょう。
チアダンスのフォーメーション例
ここからは、実際のチアダンスのフォーメーションを動画でみていきましょう♪
9人でのフォーメーション例
まずは、9人バージョンのチアダンスのフォーメーション例です!
5人でのフォーメーション例
もっと人数が減るとどうでしょうか?
つぎは、5人バージョンのフォーメーションでチアダンス♪
15人でのフォーメーション例
15人以上の大人数で踊るチアダンスです!
動画をとめながらフォーメーションをチェックしてみてくださいね☆
24人でのフォーメーション例
さいごに、映画「チア☆ダン」のモデルにもなっている福井商業高校チアリーダー部JETSのチアダンス全国大会での演技です!
24人でのチアダンスの演技です。
全国大会で優勝するレベルのチームの演技は、フォーメーションも複雑になりますが、大人数でキレイにフォーメーションがとれると、迫力もバツグンですね☆
フォーメーションを考える上で注意すること!
フォーメーションを考えるのは、難しいですよね。
実際にやってみたら、上手くいいかない、、
そんなお悩みを抱えている方に、注意しなければならない点、ポイントをご紹介します!
①人数を確認する
チームの人数が奇数なら、センターができたり、偶数だと2人でセンターを割ったり、人数によって違ってきますね。
少数チームであれば、個人が目立つフォーメーションにしたり、大人数であれば、シンクロを感じられるようなフォーメーションにしたりができます!
しっかり確認した上で、チームを活かせるフォーメーションを考えましょう!
②移動の時間を確保する
テクニックを組み合わせ、フォーメーションを変えることもできますが、全員で体形を変えることもありますよね。
端から端まで移動していると間に合わない。
1人だけ移動距離が長い。
そうなると、実際にやって移動が間に合わなかったなんてことになりかねません。
しっかりと全員が移動ができるカウントを確保する、また、移動距離を配慮する必要があります!
Gravis(グラビス)チアダンススクールのご紹介
ここからは、Gravisのチアダンススクールについて詳しくご紹介します♪
Gravis(グラビス)チアダンススクールの特徴
Gravis(グラビス)チアダンススクールの特徴は、
■東京・神奈川中心に90拠点以上でチアダンスクラスを開講!
会員様のご都合にあわせて拠点をお選びいただけます。
■日本最大級!在籍生徒数2,000人突破♪
3歳の幼児クラスから、大会チームまでプロデュースしております。
■講師(インストラクター)の指導実績が豊富!
Gravisの講師は、映画「チア☆ダン」に出演・振り付け指導、また国内外の競技大会において、さまざまな賞を受賞しております。
インストラクター研修を経た講師が、チアダンスの正しい基礎から応用まで、丁寧に指導します。
チアダンスクラスのレッスンの流れ
つぎに、Gravis(グラビス)のチアダンスクラスのレッスンの流れです!
■レッスン開始前
レッスンスタート!の前に、まずしっかり準備を整えます。荷物を整理したり、カードを出したり、レッスンに参加する準備はお子さまご自身でおこないます。
■<5分>挨拶・出欠確認・目標確認
グラビスでは、クラスをチームと呼びます。レッスン開始前には自由遊び、自由時間を設け、開始時間になるとチーム全員の顔がみえるよう円をつくり、元気な声で挨拶、出欠確認と今日のレッスン内容などの共有とコミュニケーションタイムをとります。
■<15分>レクリエーション・ウォーミングアップ・ストレッチ
簡単なレクリエーションなどを取り入れながら、ウォーミングアップをして身体づくりをします。
■<15分>バレエ基礎・筋力トレーニング・クロスフロア
ダンスのために必要な基礎トレーニング、バレエ、筋力トレーニング、クロスフロア(ターン、ジャンプなどのテクニック練習)をしていきます。※対象クラスに応じて難易度が異なります。
■<20分>ダンスルーティン振り入れ・練習・踊りこみ
各チームの振付曲を練習、踊りこみに入ります。※約1分程度の振り付けを構成を含めてチームとして完成させていきます。
■レッスン終了
最後は開始と同様、チーム全員で円をつくり、レッスンのフィードバックや次回までの復習課題や保護者の方への事務連絡を確認して、挨拶をして終了となります。
上記のように、毎回レッスン内容や目標を明確にし、講師と生徒で共有することで、生徒のみなさんも集中してレッスンに取り組むことができると考えています!
チアダンスって、どのくらいお金がかかるの?
Gravis(グラヴィス)チアダンススクールで実際にかかる費用は、以下の通りです♪
体験レッスン
・初回体験レッスン 1,000円
※入会前に何回か体験したい!という方は、2回目以降、非会員料金3,000円で受講することも可能です。(お得なキャンペーン実施時期もありますのでご確認ください。)
初期費用
・入会金 5,000円(入会金はキャンペーンにより変動いたします。)
・事務手数料 1,500円
※入会後、継続してレッスンをご受講いただいている方は、毎月のお月謝やレッスン料のみとなりますが、半年以上ご受講がない場合は更新料(再登録料)として1,000円を頂戴しております。
レッスン料金
・各拠点のお月謝は、教室一覧・レッスン料金をご確認ください♪
拠点やクラスの開講頻度・内容にもよりますが、グラビスの場合は、基本的には「月謝制」でのお支払いをお願いしております。
月謝制をお願いする理由には、チアダンスは、1レッスン(単発レッスン)で劇的に上達する習い事ではないから、ということがあります。
継続してレッスンに通い、正しい基礎を定着させることで、応用の動きができるようになります。さらに、チアダンスの魅力の一つでもある「チームワーク」の大切さを、クラスのお友達と関わるなかで身につけていってほしいという願いがあります。
ただし、月途中でのご入会や、通常のクラスに加えて別ジャンル(クラス)を受講したい!という方は、「都度払い」での受講も可能です。
またレッスンをお休みする場合は、振替制度もご用意しておりますので、ご安心くださいね!
年間スケジュール(イベント・発表会)
Gravis(グラヴィス)では地域でのイベントのほかに、年に2回発表の場を設けております。
発表会に向けての練習は、通常レッスン内で進めていきますが、出演の有無に関わらず、クラスごとに目標を決めてチーム一丸となって練習していきます!
ここからは、実際の年間スケジュールをご紹介します♪
春(4-6月)
基礎練習を行いながら、振付を覚え、夏のイベントに向けて作品の練習をスタートします。※新学年になるタイミング(4月頃)で、スケジュールの再編が入る場合がございます。
夏(7-9月)
夏休み期間にイベントがあります。2019年からは、よみうりランドらんらんホールにて「Gravis Summer Party」を開催しております!
秋(10-12月)
9・10月頃からクラスの再編成をおこないます。新クラスで、年度末の発表会に向けて練習をスタートします。また地域イベントへの参加や、毎年恒例のGravisハロウィンパーティも開催しております!
冬(1-3月)
毎年、年度末の3月頃に発表会をおこなっております。各クラスごと、本番に向けて練習にも熱が入ります!
指導指針
グラビスでは、ダンスを通して「人生にチャレンジできる人を増やす」ことを方針としています!
ダンスの楽しさや技術、柔軟性、リズム感、表現力などの向上はもちろんのこと、チアダンスの魅力の一つでもある、チームワークやコミュニケーションの大切さなどを、子どもたち自身が気づき、学び、ダンスだけでなく「人生に活かすことができる」ようサポートしています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、チアダンスのフォーメーションをキレイにとるための練習方法をご紹介しました!
どちらのやり方においても、忘れてはいけないのは「フォーメーション移動に慣れるための手段」だということです。
フォーメーション移動の練習を何度も繰り返し、歩幅や歩数、スピードを体に覚えさせると、目印がなくてもキレイなフォーメーションが取れるようになります。
この感覚が身につくと、どんなフォーメーションでも素早く上手にとれるようになるはずです。
フォーメーションが整うと、アームモーションやポーズもとても映えて見えます。
チアダンス大会のような緊張した場面でも、美しいフォーメーションがとれるように、反復練習を頑張っていきましょう!
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