現在、ダンスは習い事としてとても人気があります。
ダンスといってもバレエやジャズ、ヒップホップとさまざまなジャンルがあり、どのダンスを習うか迷ってしまう人も多いでしょう。
今回は習い事として人気のあるチアダンスと他のジャンルのダンスについて紹介します。
チアダンスと他のジャンルのダンスとの違いについて知りたい方は参考にしてみてくださいね!!
ジャンルってなに?ダンスをジャンル別に紹介!!
一口に「ダンス」といってもさまざまなジャンルのダンスが存在します。
ダンスの歴史は古く、昔からあるものから最近できたものまでさまざまです。
また、スポーツとしてのダンスや芸術としてのダンスにも分かれます。
現在、存在する代表的なダンスのジャンルを古典的・現代的、スポーツ性の高いもの・芸術性の高いものに分けて紹介していきます。
古典的なダンスのジャンル
古典的なダンスといってもただ歴史が古いというわけではなく、中には現在も人気のジャンルもあります。
古典的なダンスのジャンルで代表的なものには、クラシックバレエや日本舞踊などが挙げられます。
それぞれの特徴を紹介します。
クラシックバレエ
バレエはその起源から500年以上の歴史があります。
諸説ありますが、「イタリアで生まれ、フランスで育ち、ロシアで発展した」と言われています。
そのスタイルは現在も受け継がれ、バレエダンスの中でも、最も古典的なジャンルで伝統を重んじ、厳格に定められた技法や音楽、振り付けで踊ります。
日本舞踊
日本舞踊は日本の伝統芸能の1つで歌舞伎舞踊の技法を基本とした舞踊です。
発祥は江戸時代で男性だけの歌舞伎から、女性による舞踊が加わったことが特徴。
踊りと舞、仕草という3つの要素があります。
踊りに使用する音楽には歌詞がついており、その歌詞の世界を表現します。
他にも各国の伝統的な踊りも古典的なダンスのジャンルに含まれます。
クラシック音楽やヒップホップといったダンスに使用する音楽のジャンルで古典か現代に分けられる場合も多いです。
現代的なダンスのジャンル
現代的なダンスのジャンルで代表的なものには、ジャズダンス・ヒップホップなどが挙げられます。
それぞれの特徴を紹介します。
ジャズダンス
ジャズダンスはバレエの要素を基本としたフリースタイルのダンスです。
アメリカで20世紀初頭に誕生し、当初はジャズミュージックに合わせて踊られていましたが、現在は幅広いジャンルの曲に合わせて踊られています。
最大の特徴は感情を全身で表現すること。
歌詞や曲のテーマに沿って振り付けられることが多く、細かい所作や表情にも感性が活かされる踊りです。
ヒップホップ
ヒップホップダンスは、アメリカ合衆国ニューヨーク市ブロンクス地区で1970年代に誕生しました。
ヒップホップの最大の特徴は他のダンスと違って「型」が特にないこと。
また、振り付けや音楽の内容に合わせるといった決まりもありません。
手足をフレキシブルに動かしたり、体全体を使って踊ったりと自由な雰囲気のある踊りです。
他にも現代的なリズムのダンスはロックやサンバ、ブレイクダンスなどさまざまです。
チアダンスも現代的なダンスに属しています。
スポーツ性の高いダンスのジャンル
スポーツ性の高いダンスの場合は、明確な点数で評価されることも多く、発表の場は大会やイベント出演となっています。
スポーツ性の高いダンスは下記の通りです。
・ブレイクダンス
・社交ダンス
・チアダンス
近年はダンスがオリンピック種目になるなど、スポーツ性の高いダンスに注目が集まっていますね!
芸術性の高いダンスのジャンル
芸術性の高いダンスの場合は、技術面だけでなく表現力が重視されることが多く、主な発表の場はコンクールや舞台の開催となっています。
芸術性の高いダンスは下記の通りです。
・バレエ
・コンテンポラリーダンス
・ジャズダンス(点数で評価される大会がありますが、ダンス自体は芸術性が高いといえます)
芸術性の高いダンスは舞台芸術と言われることも多く、踊りそのものと衣装や照明、舞台装置といった総合的に評価されることもあります。
人気があるダンスのジャンル
ダンスは人気のある習い事の1つですが、どんなジャンルのダンスが人気なのでしょうか?
人気のあるダンスのジャンルTOP5は下記の通りです。
1位ヒップホップ
2位バレエ
3位チアダンス
4位K-POP
5位ジャズダンス
近年、小学校や中学校でダンスの授業が必須科目になったことが話題となりましたね。
授業ではヒップホップやチアダンスが取り入れられることが多いので習い事としても人気が高いようです。
他のダンスとの違いはなに?チアダンスの特徴を知ろう
さまざまなダンスのジャンルについて紹介していきました。
今度はチアダンスについて詳しくみていきましょう!!
チアダンスの発祥
チアダンスは、チアリーディングのダンス部分だけが独立し派生したスポーツです。
実はチアダンスは和製英語で、英語では「Pom Dance(ポンダンス)」または単に「Dance」と呼ばれているスポーツで、本場アメリカでは人気競技として定着しています。
日本では約40年前に競技として行われるようになり、当初は「ダンスドリル」、「ソングリーディング」と呼ばれていました。
「チアダンス」と呼ばれるようになったのは、玉川大学のダンスドリルチーム部の創部者が「チアダンス」という名前を付けたのが始まりです。
チアは応援するという意味なので、「チアダンス」にはスポーツの応援と競技としての2つの活動があります。
チアダンスのジャンル
チアダンスをしているとジャンルの違うダンスを踊ることができます!
チアダンスは下記の3つのジャンルのダンスで構成されています。
ポンダンス
シャープで力強いアームモーションや一糸乱れぬダンスとポンポンなどの手具を視覚的効果に加えたダンスです。
ヒップホップダンス
Hip Hop・Funk・Lockingといったストリートスタイルの動きとリズムを取り入れたダンスです。
ジャズダンス
バレエが基礎となっている、しなやかで流れるような動きが特徴です。
また、音楽や作品の世界観を表現するのが特徴です。
チアスピリットとは
チアリーダーはチアスピリットというチア独特のマインドを持ってます。
チアスピリットとは「笑顔でいること」、「元気でいること」、「応援する気持ち」といったことが大きな軸があります。
チアスピリットはチアをする上で大切なマインドで、チアダンスとチアリーディングの2つのチアに共通しています。
チアリーダーのパフォーマンスには人を元気にする力がありますよね。
その場を明るく盛り上げるチアリーダーにはチアスピリットが欠かせません。
スポーツの応援やパフォーマンス中など実際には苦しい状態の時もありますが、決してそれを表に見せないのがチアです。
「人を励まし、元気にする」ための独特のマインドを持っていることが他のダンスと異なる点でもありますね。
ジャンル別!ダンスで身につくことと将来性
ダンスを習っていると「どんなことが身につくのか」気になることも多いでしょう。
また、ダンスを習っていることで「将来どのようになれるのか」という先のことも気になりますね。
下記に、ダンスのジャンル別「身につくこと」と「将来性」を紹介していきます。
気になる方は参考にしてみてください。
チアダンスの場合
明るく元気なイメージのチアリーダー。
習っていることで身につくことや将来性をみていきましょう!
身につくこと
チーム競技であるチアダンスではダンスの技術以外にもさまざまなことを身に付けることができます。
- 協調性
チアダンスはチーム全体でダンスを揃えるため協調性やチームワークが必須です。
協調性の中には時間を守る、忘れ物をしないといったことも含まれます。
- どんな時も笑顔でいること
チアスピリットにもあるようにチアにおいて笑顔は最重要!
苦しい時も笑顔で乗り切れるようになります。
- 周りを思いやる心や助け合う心
「チア」には応援する、励ます、力づけるという意味があります。
チアをする上で相手を思いやる心や助け合う心が大切なので自然と身についていきます。
将来性
現在、日本のチアダンスのレベルは世界大会で優勝するなど非常に高くなっています。
チアの本場であるアメリカのスポーツで活躍する日本人チアリーダーも増えました。
そのため、日本のみならず世界で活躍するチャンスも多いです。
国内にもチアチームを持っているスポーツチームも多いので、もちろん国内でもチアリーダーとして活躍することは十分にできます。
「人が好き」、「チアが好き」といった場合は、インストラクターやコーチといったチアを教える立場になる人も多いです。
バレエの場合
美しく可憐なイメージのバレリーナ。
習っていると身につくことや将来性をみていきましょう!
身につくこと
前述の通り古典的で芸術性の高いジャンルであるバレエ。
歴史が長いだけに決まりごとも多いですが、そのぶん身につくことも多いです。
- 姿勢が良くなる
バレエを踊る上で綺麗な姿勢は最も重要です。
そのため、日頃のレッスンから意識するので日常においても姿勢が良くなります。
- 表現力や想像力がつく
バレエの演技はテクニックだけで評価されるのではなく表現力も重要です。
また、声を発せずに物語の内容を観客に伝える必要があるので自身の想像力も鍛えられます。
将来性
バレエを習っている人の中にはコンクール出場を目指して頑張っている人も多くいます。
コンクールで賞をもらえると海外のバレエ学校に留学するためのスカラシップを得ることができるからです。
バレエ学校を卒業したのちはバレエ団に所属し、バレリーナになる人も。
世界のバレエ団で活躍する日本人バレリーナも多いです。
それ以外ではバレエ講師や教室を開く場合も。
バレエは踊りの基礎となっていることが多いので、身につけていると他のジャンルのダンスにも挑戦しやすいです。
ヒップホップの場合
軽快なリズムと自由な雰囲気のヒップホップ。
習っていると身につくことや将来性をみていきましょう!
身につくこと
ヒップホップならではの音楽性は自由な発想を生みます。
また、現代的なダンスなので流行りに乗ることも!?
- リズム感や瞬発力
リズミカルな曲に合わせて踊ることによって、リズム感や瞬発力が身につきます。
自己肯定感が高まる
「型」がないことが特徴なので、自分自身の表現力が重視されるため自己肯定感が高い人が多いようです。
将来性
現在活躍するアイドルやアーティストが踊っているジャンルはヒップホップが元になっているものが多いです。
将来、ステージでダンスを披露するプロのダンサーになりたいという人はヒップホップを習っていると有利に働くでしょう。
最近の流行りであるK-POPのジャンルにおいてもHIPHOPが融合されたダンスは多く見られます。
まとめ
さまざまなダンスのジャンルについて紹介しましたが、気になるダンスはありましたか?
中でも、チアダンスは3つのジャンルのダンスを習得できるのでオススメです。
また、ダンスの習得だけでなくチアスピリットや思いやりの心なども身につくのが魅力でもあります。
チアダンスが気になる方はGravisで、チアライフを始めてみてくださいね!!
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