今回は、USAジャパン公認チアインストラクターになる方法をご紹介します。
USAジャパン公認インストラクターになってできることや、インストラクターになるメリットをまとめました。
インストラクターになる方法は、USAジャパン公認チアインストラクターになることだけではありません。
チアダンススクールのインストラクターになる方法も交えて紹介しています。
目次
チアダンスインストラクターとは?
チアダンスインストラクターとは、チアダンスの指導を仕事にする人のことです。チアダンススクール、カルチャーセンターやダンススクール内のチアダンスクラスなどでレッスンをします。チアダンスのステップ、ターンなどのスキルだけでなく、チアの精神を指導することもあります。
チアダンスインストラクターの仕事内容
チアダンスインストラクターの仕事内容を紹介します。
- スタジオ清掃
- 受付事務(電話対応、出欠管理)
- レッスン指導
- 保護者対応(子ども向けクラスの場合)
- 発表会の手配(ホールの予約、参加者の確認など)
- チラシ、パンフレットの作成
- スクール公式グッズ販売
- スタッフシフト管理
- 経理事務(教室売上管理)
- 集客(チラシ配布、キャンペーン考案)
上記の仕事内容はあくまで一例です。スクールによって違いがあり、さらに正社員かフリーランスかでも異なってきます。
チアダンスインストラクターのやりがい
チアダンスインストラクターは、やりがいを感じられる仕事と言ってよいでしょう。
子ども向けの指導であれば、おとなと比べて成長度合いが大きく、指導の手ごたえを感じやすいのです。
また、多くのチアダンススクールでは、発表会や大会に参加するため、それが目標となり、やりがいに感じられることもあります。子ども向けの指導であれば、保護者から感謝されることもあり、手ごたえを実感できるでしょう。
おとな向けのスクールであっても、顧客の成長を感じることができます。子どもと比較すると、短期間で大幅なスキルアップはしにくいかもしれません。しかし、「前回指導をしたことを、自分なりに改善しようと努力している」と感じる機会は多いです。このような顧客の変化を感じられることも、チアダンスインストラクターのやりがいです。
USAジャパン公認インストラクターのオーディション概要
USAジャパン公認インストラクターになるには、オーディションに合格する必要があります。
ここでは、USAジャパン公認インストラクターのオーディションについて解説します。
応募条件
USAジャパン公認インストラクターの応募年齢は、18歳以上(高校生不可)です。
- チアリーディング
- ソング/ポン
- ダンス
- ヒップホップ
上記のダンス歴が3年以上の人です。
オーディション概要
USAジャパン公認インストラクターになるためのオーディションは、年2回開催されていて、選考は一次審査と二次審査があります。
【一次審査】
一次審査は書類審査です。締め切り日があるので、ご注意ください。
【二次審査】
二次審査は、映像審査と面接です。オンラインで実施されるので、安定したネット環境がある場所で二次審査を受けましょう。なお、面接は、30分から1時間程度です。
二次審査は、一次審査に通過した方のみ進むことができます。
募集種目
USAジャパン公認インストラクターの募集種目は、次のとおりです。
- チアリーディング
- ソング/ポン
- ダンス
- ヒップホップ
上記のダンスに精通している方や経験が3年以上ある方は、ぜひ応募してみませんか。
応募方法
USAジャパン公認インストラクターのオーディションへの参加方法をご紹介します。
まず、エントリーフォームに必要事項を入力してください。
- プロフィール
- ダンス歴
- 現在の活動状況、これからの予定
- 応募動機
- 将来の夢
- 専門スキル(チアのみ)
- 推薦人指名
応募動機は、USAジャパンのどんなところに魅力を感じたのか、公認インストラクターになったらどんなことをしたいか、などを記載するとよいでしょう。
将来の夢は、チアのインストラクターに関することを記載しましょう。
「国内でのチアの認知度を高めたい」、「チアを人気の習い事にしたい」、「チアダンス部やチアリーディン部のある学校を増やしたい」、「母校のチアダンス部の顧問になりたい」など、チア関連のことをまとめてください。
推薦人は、部活の先生、チアインストラクターがよいでしょう。
フォームの入力だけでなく、全身写真データ2~3枚の添付も必要です。
ユニフォームを着用して踊っている姿やポージング写真がよいでしょう。なるべく新しい画像を選んでください。鮮明な画像をおすすめします。
くわしくはUSAジャパン公式サイトをご確認ください。
さらに、動画を撮影して期日までに提出します。
感染症拡大前は、対面でのダンススキル審査や面接がありましたが、感染症の影響により、2022年現在はオーディションは映像審査となっています。
今後の感染症の状況次第では、映像審査ではなくなる可能性もあるでしょう。
【映像審査について】
USAジャパン公認インストラクターオーディションの映像審査についてくわしく紹介します。
ダンスの実技審査は、基本的にオリジナルのアクションを披露します。
ダンスのジャンル別に指示が異なるので、USAジャパンインストラクターオーディション「動画審査実施要項」を確認しましょう。
映像の撮影は、動きやすい練習着(ヒップホップ以外は体のラインがわかるもの)、スニーカーやジャズシューズなどの練習用シューズを着用して撮影してください。
スタジオで撮影ができる方は、スタジオでの撮影をおすすめします。スクールに通っている方は、スクールのスタジオを借りましょう。
レンタルスタジオの利用もよいかと思います。
カメラを固定して自分で撮影するとフレームアウトする可能性もあるため、ダンス仲間やスクールの先生、家族に依頼して撮影してもらうとよいでしょう。
USAのチアダンスインストラクターになるとできること
USAジャパン公認のチアインストラクターになってできることは、次のとおりです。
- 全国各地の講習会で技術指導ができる
- ワークショップの運営に関われる
- USAアメリカ本部でインストラクター研修が受講できる
- 地区大会や全国大会などUSAジャパン主催の大会の運営に関われる
具体的に上記のような活動ができます。
全国各地の講習会で技術指導ができる
USAジャパン公認インストラクターになることで、全国各地で開催される講習会での指導ができます。
学生チアダンサーなど多くの人に指導ができるため、指導実績を積むことができます。指導をすることで、参加者が目に見えてスキルアップすることもあり、やりがいを感じられるでしょう。
ワークショップの運営に関われる
USAジャパン公認インストラクターになることで、ワークショップの運営にも関われます。
指導業務だけでなく、いわゆる裏方業務にも携われるのです。集客方法や、会場の予約、ワークショップの告知方法など、指導業務だけでは学べないことも経験できるでしょう。
将来的に自分のスクールを開業する場合も、発表会などのイベント開催はほぼ必須となるため、USAジャパン公認インストラクターで、ワークショップ運営を学ぶことは、貴重な経験となるでしょう。
USAアメリカ本部でインストラクター研修が受講できる
USAジャパン公認チアインストラクターになると、毎年5月にUSAジャパンの本拠地であるアメリカでインストラクターのワークショップに参加することもできます。
USAジャパン公認チアインストラクターであれば、すでに高いダンススキルを保有していますが、ワークショップに参加することで、さらなるスキルアップが目指せます。
また、ワークショップで他のダンスインストラクターと関わることで、刺激を受けることもあるかもしれません。
地区大会や全国大会などUSAジャパン主催の大会の運営に関われる
USAジャパン公認インストラクターになることで、地区大会や全国大会などUSAジャパン主催の大会運営にも関われます。
USAジャパン主催のチア大会は、チア業界のなかでは有名で規模が大きいです。USAジャパン公認インストラクターを目指す人であれば、過去に参加したことがある方も多いでしょう。自分が参加していた大会に、今度は運営として関わることができます。
USAジャパンの公認インストラクターは、USAジャパンの顔です。アメリカと日本の橋渡し役となる重要なポジションで、やりがいを感じられるでしょう。
また、USAジャパンでは、夏期には2泊3日または1泊2日のキャンプを実施していて、チアの楽しさを国内に広める活動もできます。
指導だけでなく、イベントの運営にも携われるため、高い達成感が得られるでしょう。
USAジャパンのチアダンスインストラクターになるメリット
USAジャパンのチアダンスインストラクターになるメリットについて解説します。
メリットは次のとおりです。
- 指導スキル・ダンススキルが身につく
- 指導スキル・ダンススキルの証明になる
- 信用性がある
- 講師派遣で実績が積める
メリット|指導・ダンススキルが身につく
USAジャパン公認チアダンスインストラクターになるメリット1つめは、ダンス・指導スキルが身につくことです。
すでに記載したように、USAジャパン公認のチアダンスインストラクターになると、アメリカでのインストラクターワークショップに参加することができます。さらに、国内でもインストラクタートレーニングを受けることができるため、さらなるスキルアップが目指せるのです。
また、USAジャパン公認チアダンスインストラクターは、全員オーディションを通過しています。公認チアダンスインストラクターは全員一定レベル以上のインストラクターなのです。
そのため、周囲のインストラクター仲間から刺激を得ることもあるでしょう。自分よりもスキルのあるインストラクターに出会えれば、よりトレーニングを頑張ろうと思えることもあります。
USAジャパンでの指導は、本場アメリカの最新コンテンツをもとにしています。最新の技術を取り入れた指導ができることも魅力です。
すでに紹介したとおり、USAジャパン公認インストラクターになることで、全国各地で開催される講習会で指導をすることができます。指導経験を積むことで、指導スキルもアップするでしょう。
メリット|スキルの証明になる
USAジャパン公認チアダンスインストラクターになるメリット2つめは、スキルの証明になることです。
USAジャパンのオーディションに合格して、チアダンスのインストラクターになったということは、USAジャパンがそのスキルを認めたということになります。
公認インストラクターとしての活動期間は限られていますが、活動終了したあともチアダンスのスキルの証明になるでしょう。その後にチアダンスインストラクターとして活動したい方も、ぜひオーディションを受けてみませんか。
メリット|信用性がある
USAジャパン公認チアダンスインストラクターになるメリット3つめは、信用性があることです。
USAジャパンは、全国各地で講習会を実施している団体です。また、「USAチアリーディング/ダンスフェスティバル」、「DA部フェス」などイベントを主催しています。
USAジャパンは広く知れている団体なので、USAジャパン公認のチアダンスインストラクターは信用性が高いと言えます。
チアダンスインストラクターになるには、国家資格は必要ありません。民間団体公認のインストラクターとなり、スクールで指導する人も多いですが、USAジャパンであれば名前が広く知れ渡っているため、公認インストラクター活動期間後もインストラクターとして採用されやすいのです。
メリット|講師派遣で実績が積める
USAジャパン公認チアダンスインストラクターになるメリット4つめは、講師派遣で実績が積めることです。
講師として各地のイベントに参加して、多くの人にチアの指導をすることで、指導実績を積むことができます。指導方法は1パターンではありません。相手に応じた指導方法を選ぶ必要があります。講師として派遣されることで、指導スキルも高まるでしょう。
その他のインストラクターの道
ここまでUSAジャパン公認チアダンスインストラクターとして活動するメリットを記載しました。
USAジャパン公認チアダンスインストラクターになることで、活動の幅が広がることや、ダンスや指導の実績を積むことができ、こちらは非常に魅力のある仕事と言えます。
チアダンスのインストラクターになる方法は、USAジャパンのオーディションに合格することだけではありません。
チアダンススクール、カルチャーセンター・ダンススクール内チアダンスクラス、教育施設など、インストラクターとして働く就業先はたくさんあります。
なかには、個人でスクールを開業するインストラクター、フリーランスとして複数の就業先を持つインストラクターもいるほどです。
ぜひ自分に合ったチアダンスインストラクターとしての就業先を見つけてください。
Gravisのインストラクターを募集
チアダンススクールのGravisでは、チアダンスインストラクター(正社員・業務委託))を募集しています。興味がある方は、Gravisで一緒に働きませんか。
子ども向けのスクールなので、子ども好きの方は大歓迎です。
くわしくは、下記リンクをご参照ください。
Gravisで働くメリット
Gravisで働くメリットとして次のことが挙げられます。
- 成長企業で働ける
- 主催イベント運営に関われる
- 後進の育成に関われる
- 福利厚生が充実している
【成長企業で働ける】
Gravisは、2012年8月に誕生し、8坪のレンタルスタジオでのレッスンから始まりました。
2022年には東京・神奈川で約40拠点に増え、会員数約1,200人にのぼります。
今後はさらに拡大を目指して、全国400拠点・会員数20,000人を目標に掲げ、日々業務に取り組んでいます。
この10年で多くの方が選んだスクールで、一緒に働きませんか。
Gravisでなら、より多くの人にチアダンスの楽しさを広めることができます。
【主催イベント運営に関われる】
またGravisでは、主催イベントを実施していて、就業形態によってはこの運営にあたることも可能です。
約100団体が出演する大規模なダンスイベントなので、やりがいや達成感を得ることもできるでしょう。
【後進の育成に関われる】
Gravisは子ども向けのチアダンススクールです。スクールでの指導だけでなく、委託を受けて学校法人で指導をすることもあり、後進の育成に関わることもできます。
自分の教え子が、進学先のチアダンス部で活躍することや、将来インストラクターとして戻って来ることもあり得ます。
【福利厚生が充実している】
Gravisでは、正社員が安心して長く働いていただけるよう、福利厚生を充実させています。
社会保険、労働保険完備、年2回の賞与、研修制度などを設けております。
Gravisの福利厚生についてはこちらのページもご参照ください。
Gravisでできること
Gravisのインストラクターになってできることはさまざまなものがありますが、ここではGravisならではの内容をご紹介します。
- ライフステージに合わせた働き方ができる
- 独立支援がある
【ライフステージに合わせた働き方ができる】
Gravisでは、インストラクターの働きやすさを常に考えてきました。体を使う仕事のため、業界全体として加齢と共に仕事がしにくくなるインストラクターも少なくはないのです。
そこでGravisでは、正社員として長く働いていただけるキャリアパスを構築しています。
将来的には事業運営に関わる幹部ポジションを目指すことも可能です。
【独立支援がある】
Gravisでは経験やスキル、本人の希望に応じて、独立支援もしております。
将来的にはフランチャイズオーナーとしての独立の道も選択肢としてご用意できるので、ご興味のある方はぜひ求人にご応募ください。
正社員募集はこちらから
フリーランス・個人事業主はこちらから
まとめ
USAジャパン公認チアインストラクターになる方法や、募集要項について解説しました。
募集している分野は次の4つです。
- チアリーディング
- ソング/ポン
- ダンス
- ヒップホップ
3年以上の経験が必要です。
USAジャパン公認チアインストラクターになってできる主なことは、次のとおり。
- 全国各地の講習会で技術指導ができる
- ワークショップの運営に関われる
- USAアメリカ本部でインストラクター研修が受講できる
- 地区大会や全国大会などUSAジャパン主催の大会の運営に関われる
USAジャパン公認インストラクターになるメリットとして、次の4つが挙げられます。
- スキルが身につく
- スキルの証明になる
- 信用性がある
- 講師派遣で実績が積める
チアのスキルを活かしたい方は、ぜひオーディションを受けてみませんか。
Gravisでもチアダンスインストラクターを募集しています。ぜひご応募ください。