ダンスインストラクターとはさまざまなダンスのジャンルがありますが、各ジャンルのインストラクターのことをダンスインストラクターと総称されています。各ジャンルによってレッスン内容が大きく異なります。
ダンスのインストラクターとはどんな仕事なのでしょうか。ダンス好きの人は気になりますよね。
今回は、ダンスのインストラクターとはどんな仕事なのか解説します。
ダンスのインストラクターに向いている人、仕事を見つける方法もまとめました。インストラクターになりたい方は、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
ダンスのインストラクターはどんな仕事?具体的な業務の内容一覧
ダンスのインストラクターとはどんな仕事なのでしょうか。ここではダンスのインストラクターの仕事について解説します。
ダンスのジャンル
・ジャズダンス
・ヒップホップダンス
・チアダンス
・チアリーディング
・ブレイクダンス
・ハウスダンス
・舞踊ダンス
・フラダンス
・タップダンス
・社交ダンス
・K-POPダンス
・バレエ
など他にもさまざまなジャンルのダンスがあります。
ダンスのインストラクターとは
ダンスのインストラクターとは、ひと言で表現すると、ダンスを教える人のことです。ダンスの講師、ダンスの先生を意味します。
ダンスのインストラクターというと、ダンスを教えるだけのように感じられるかもしれませんが、それ以外の業務もあります。
レッスン指導以外の具体的な業務を挙げると、次のようなものがあります。
- スタジオの掃除
- 音源の用意
- リノリウム敷き
- 電話対応
- 保護者対応
- 発表会の手配
- 衣装の手配
- 振り付けを考える
くわしく解説します。
ダンスのインストラクターの仕事|スタジオの掃除
ダンスのインストラクターの仕事1つめは、スタジオの掃除です。
スクールによって差はありますが、ダンスのインストラクターがスタジオの掃除をすることがあります。感染症の影響から、ダンスの生徒が手に触れるあらゆる箇所の除菌をする作業をすることもあるでしょう。
床にモノが落ちていて、レッスン中に生徒が踏んでしまうと怪我をすることがあるため、床掃除は頻繁におこないます。生徒が安心して参加できる環境をつくることが大切です。
ダンスのインストラクターの仕事|音源の用意
ダンスのインストラクターの仕事2つめは、音源の用意です。
レッスンで使用する音源(CDやMD)を用意する必要があり、さらに発表会がある場合は、発表会用の音源も用意します。1曲のみで踊るのではなく、複数の曲を編曲してつなぐ場合は、その編集作業も必要になります。
音源使用料は、原則としてスクールに任せることがほとんどですが、個人の場合は使用料の支払いが求められます。
JASRACのダンス教室の音楽使用料についてはこちらをご確認ください。
参考:JASRAC「ダンス教室」
ダンスのインストラクターの仕事|リノリウム敷き
ダンスのインストラクターの仕事3つめは、リノリウム敷きです。
ダンススクールの床材によっては、リノリウムを別途敷く必要があり、この作業をインストラクターが担うこともあります。
リノリウムをつなぎ合わせて、ガムテープで留める作業はやや時間がかかり、負担に感じることもあるでしょう。
ダンスのインストラクターの仕事|電話対応
ダンスのインストラクターの仕事4つめは、電話対応です。
こちらもスクールによってはインストラクターが対応することがあります。レッスン中は指導に集中するため、電話対応をする必要はありあせんが、レッスンの空き時間などは電話対応などの事務作業を従事することもあります。
ダンスのインストラクターの仕事|保護者対応
ダンスのインストラクターの仕事5つめは、保護者対応です。
子ども向けレッスンを担当している場合は、保護者への対応が必要で、その日にレッスンした内容や発表会のお知らせなどの連絡をします。
場合によっては、保護者から相談を持ち掛けられ、アドバイスをすることもあるでしょう。子ども向けのダンスクラスのインストラクターでも、おとなへの対応も求められます。
ダンスのインストラクターの仕事|発表会の手配
ダンスのインストラクターの仕事6つめは、発表会の手配です。
自社で発表会を開催する場合は、ホールなどの会場を予約する必要があります。チャリティーイベントなどに参加するときも、事前に参加者を募り、応募をしなければいけません。
ダンスのインストラクターの仕事|衣装の手配
ダンスのインストラクターの仕事7つめは、衣装の手配です。
発表会やコンクール、大会に出場する場合は、衣装の手配が必要で、そのためにはまず生徒のサイズを聞き取ります。お揃いの既製品の衣装であれば、そのままオーダーするだけですが、オリジナルの衣装を作る場合はデザインを考えて制作する必要があります。
ダンスのインストラクターの仕事|振り付けを考える
ダンスのインストラクターの仕事8つめは、振り付けを考えることです。
日頃のレッスン(センターレッスン)での振り付け、発表会の振り付けを考えます。生徒のレベルに合わせた振り付けや立ち位置を考える必要があり、子どものクラスの場合は出演時間がなるべく平等になるようにするなどの配慮をすることもあります。
上記のような仕事もあります。スクールによっては発表会のポスターやパンフレット制作をすることもあるでしょう。このように指導以外の仕事も求められます。
ダンスの先生になるには資格は必要?
一般的にダンスのインストラクターになるには資格は必要ありません!
しかし、資格がある方が信頼性が高かったり、指導者としての活動の幅も広がります。
以下では、主なダンス指導者の資格について紹介します。
認定ダンス指導員
ダンス教育の入り口となる資格です。最も基本となる基礎知識、指導法、指導マナーを身につける事ができます。1級と2級があり、ダンスの素晴らしさ、楽しさを広く伝えていく為の資格です。
16歳〜取得可能で、永久資格となっており、更新の必要はありません。
また、資格を取得すると、研修会を無料で何度でも受講する事ができます。
ダンス療育指導士
ダンス・療育の両分野における知識、実践力に加え、十分な指導力も兼ね備えたメインとなる資格です。療育の分野だけでなく、福祉関係やキッズダンススクールなどあらゆる場面で活躍できる資格です。
16歳から受験資格があります。
BasicとAdvanceがあり、Basicは、認定ダンス指導員資格(初級・2級)を取得 + ダンス療育指導士養成講座「Basic Ⅰ」「BasicⅡ」「BasicⅢ」受講 + 「ダンス療育指導士Basic」試験に合格する事で取得する事ができます。
ダンス教育指導士
ダンスと教育、両面での指導力を併せ持つメイン資格です。
教員、学生、教育機関で指導したい方など様々な職業、年齢の方が
取得する事ができます。
Basic 〜Expert まで3個の級があり、認定ダンス指導員の2級ライセンス保持者が受験する事ができます。
ダンスのインストラクターに向いている人
ダンスのインストラクターに向いている人の特徴を紹介します。
特徴は次のとおりです。
- ダンス経験がある人
- ダンス好きの人
- 人と接することが好きな人
- コミュニケーション能力が高い人
ダンスのインストラクター向きの人|ダンス経験がある人
ダンスのインストラクターに向いている人の特徴1つめは、ダンス経験がある人です。
ダンスを教えることが仕事のインストラクターは、ダンスの知識やスキルが必要です。さらに豊富なダンス経験が求められます。
生徒が発表会や大会に出るときは、自分の経験を元にアドバイスをすることもあるでしょう。学生時代などにダンスをやってきた人が、インストラクターに向いています。
ダンスのインストラクター向きの人|ダンス好きの人
ダンスのインストラクターに向いている人の特徴2つめは、ダンス好きの人です。
ダンスのスキルや経験値が高くても、インストラクターに向いているとは限りません。ダンスが嫌いであれば、仕事をしていてストレスになることもあります。
好きなことを仕事にできたほうが、幸福感が増し、高いモチベーションを持って仕事をすることができるのです。
そのため、ダンス好きの人がインストラクターに向いているでしょう。
ダンスのインストラクター向きの人|人と接することが好きな人
ダンスのインストラクターに向いている人の特徴3つめは、人と接することが好きな人です。
ダンスのインストラクターの仕事では、人と必ず接します。人見知りだと、ダンスの指導がスムーズにできないこともあるでしょう。人と話すのが苦手な方ではなく、人と接するのが好きな方のほうがインストラクターに向いています。
ダンスのインストラクター向きの人|コミュニケーション能力が高い人
ダンスのインストラクターに向いている人の特徴4つめは、コミュニケーション能力が高い人です。
インストラクターの仕事では、コミュニケーションが大切で、ただ話すことが好きなだけでは仕事はつとまりません。相手の話をよく聞き、どんな風に指導をしたらより効率よく上達できるのか、理解度が高まるのかを考えながらコミュニケーションを取る必要があるのです。
ダンスのインストラクターになる方法
ダンスのインストラクターになる方法をご紹介します。
ここでダンスのインストラクターには資格が必要!?と考える人もいらっしゃると思います。インストラクターになるための資格は特に必要ありませんが、インストラクターの経歴を見ている方もいらっしゃるので経験者でないと難しいですね。
主な方法は次のとおりです。
- 求人サイトから応募する
- ダンススクールのサイトから応募する
- ダンス講師に仕事を紹介してもらう
- 学校から紹介してもらう
ダンスのインストラクターになる方法|求人サイトから応募する
ダンスのインストラクターになる方法1つめは、求人サイトから応募することです。
一般的な求人情報サイトにダンスのインストラクターを募集しているので、そこから応募をしましょう。
未経験者、経験者、正社員、アルバイト、業務委託など、さまざまなタイプのダンスのインストラクターを募集しています。
ダンスのインストラクターになる方法|ダンススクールのサイトから応募する
ダンスのインストラクターになる方法2つめは、ダンススクールのサイトから応募することです。
ダンススクールの公式サイトに「求人募集」、「求人情報」などが記載されているので、そこから応募をしてインストラクターになることもできます。希望するダンススクールが明確にある方は、こちらの方法がおすすめです。
ダンスのインストラクターになる方法|ダンス講師に仕事を紹介してもらう
ダンスのインストラクターになる方法3つめは、ダンス講師に仕事を紹介してもらうことです。
知り合いにダンス講師がいる場合は、その人から仕事を紹介してもらうのもよいでしょう。ダンサー仲間などに相談をしてみてください。
ダンスのインストラクターになる方法|学校から紹介してもらう
ダンスのインストラクターになる方法4つめは、学校から紹介してもらうことです。
ダンスの専門学校に通っている方は、学校から求人情報を紹介してもらうのもよいでしょう。学校宛てに求人募集しているダンススクールもあります。
学校の学生課や総務課に相談してみてください。
Gravis(グラヴィス)インストラクターの給与事情
インストラクターを目指す方にとって気になる給与事情。
ここでは、Gravisのインストラクターの月収やボーナスなどについて赤裸々にご紹介していきます。
月収
Gravisのインストラクターは、初任給(月給)で、220,000円〜250,000円 です。
ご自身の経験や、役職、年齢、勤務年数などによって変動します。
新卒者も⼀律ではなく入社時の能力で評価するのが特徴です!
昇給・賞与
Gravisのインストラクターのボーナスは、年2回・1.5か月~が支給されています!
通常、大手企業の正社員インストラクターであっても、ボーナスは「年1回」という企業が一般的です。
Gravis(グラヴィス)のインストラクターになるには?
チアダンス経験があり、インストラクター業に興味があるものの、「ブランクがある」「指導経験がない」と一歩踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか?
しかし、そのような不安があっても、Gravisのインストラクターを目指すことはできます!
Gravisでは、入社した社員向けに、手厚い教育・研修プログラムを用意しており、必要なスキルを身に着けて、いち早く現場で活躍することが可能です。
キッズダンスのインストラクターを目指す方は、まずはお気軽に説明会や選考会にエントリーしてみてください。
Gravis(グラヴィス)のインストラクター求人内容
Gravisのキッズダンススクールで働きたいと考えいる方であれば、勤務地や時間、休暇や福利厚生などが気になるはずです。
続いては、Gravisのインストラクターの求人内容についてご紹介していきます。
業種と仕事内容
①総合職(インストラクター兼務)
マーケティングや広報、事業企画と⾏った事業全般に関わる業務
入社当初はチアダンスのインストラクターを行いながら、広報・マーケティング・新規事業など適性を見ながらインストラクター業務以外も幅広く経験していただきます。
②インストラクター専門職
インストラクターを中⼼とした業務
インストラクター以外にはレッスンに関わる顧客管理やイベント企画・運営などいずれも、インストラクターに付随する業務中心になります。
③【New】競技選手コース
競技選⼿としてRegina(社会⼈チーム)へ所属し大会へ出場する
通常業務は、インストラクター及びチアダンススクール運営に関わる業務を行います。
選手としての練習は、勤務時間外で練習時間を設ける形ではなく、基本的に勤務時間内に行うことが特徴です。
社会人になってもチアを続けたい!という声が形となりました。
社会人になっても、仕事とチアダンスどちらもやりたい人の夢を叶えた働き方が実現できます!
勤務時間
Gravisのインストラクターの勤務時間は、9:00〜22:00(お昼休憩1時間)の中で実働8時間です。
レッスンは、平日ですと夕方以降(16時〜19時)、休日は日中(09時〜17時)がピークタイムとなります。
入社当初は、担当のレッスン時間に合わせて、先輩がシフトとして働く時間や働き方をフォローしてくれるので安心です。
役職によっては、フレックス制としてコアタイム(=レッスン)以外は自分自身で働く時間を決められます。
休日休暇
Gravisのインストラクターの休日休暇は、完全週休2日のシフト制です。
その他にも、GW、夏季休暇、年末年始休暇、年次有給休暇、年末年始休暇、慶弔休暇、産前産後育児休暇などの休暇が用意されています。
インストラクターと聞くと業務委託や派遣などの雇用形態が一般的ですが、Gravisでは正社員として働けるため、休暇を上手く使いながらプライベートな時間を充実させることができます。
勤務地
Gravisのインストラクターの勤務地は、基本的にオフィスのある東京都町田市(小田急線 鶴川駅から徒歩3分)です。
ただし、出社義務はないため、任されたGravisの各店舗へ直行直帰でも問題なし!
今では、インストラクター以外の業務は、自宅でリモートワーク行うスタッフも多く、働きやすい環境になっています。
Gravisの教室は、東京・神奈川を中心に約50拠点で、人員状況に応じて担当する教室が変動します。
Gravisの店舗一覧が知りたい方は、こちらを参考にしてみてください!
福利厚生や待遇
Gravisの正社員になると、各種社会保険完備、交通費全額支給の他に、定例制度化はしていませんが「社員旅行」なども開催されます。
Gravisでは「チャレンジする人を増やす」をコンセプトに、常識にとらわれず様々なことにチャレンジしている会社です。
そのため、これから新しく福利厚生ができるなんてこともあるかもしれません!
福利厚生や待遇については以下の通りです。
・ウエア・シューズなどの提供
・フレックスタイム制(※レッスン中心に設計する)
・家賃借り上げ制度
・通勤・移動手当支給
・PC/Apple Watch貸与
・リモートワーク推奨
・社員旅行有り
各種研修制度
Gravisのインストラクターには、以下の各種教育制度が用意されています。
・PC研修
・チームビルディング研修
専門知識のある上司・先輩社員がマンツーマンで指導に当たるため、実際の業務をこなしながらスピーディーに成長できます。
インストラクターとして働き始めてからも、定期的に研修が受けられるので、自己スキルを磨き、着実に成長することが可能です。
技術的な研修の他にも、専門家指導の下、内面に働きかける研修もあるため、心身ともにスキルUPが目指せます。
Gravisのインストラクターに向いている人の特徴
Gravisだけでなくキッズ向けのダンスインストラクター全般で考えると「体を動かすことが好きな人」「子どもと触れ合うことが好きな人」「人に教えることが得意な人」が向いている仕事です。
では、Gravisのインストラクターには、どのような人が向いているのでしょうか?
詳しく見ていきましょう!
チャレンジし続けられる人【自分で考えて行動する人】
Gravisでは、「チャレンジする⼈を増やす」ことをミッションに掲げている企業です。
⾃分で考え⾏動する人の育成に力点を置き、従来のチアダンススクールとは⼀線を画した育成⽅針を実践することで、チアダンスの変革に取り組んでいます。
そんな思いに共感し、新しいアウトプットを生み出してくれる方にぜひ仲間になって欲しいです。
チームで成果が出せる人、出そうとする人
チームに貢献してくれる人の特徴は3つあります。
②仲間を理解し⽬標に向けて切磋琢磨できる⼈
③⼈の⼼を動かすパワーと⾏動⼒を持つ⼈
素直さ、協調性、情熱を持ち、チームワークを大切に行動できる方はGravisで活躍できます!
もっとGravisについて知りたい!という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
業務委託インストラクター募集
アルバイト募集
インターンシップ募集
Gravis公式サイト
まとめ
ダンススクールのインストラクターとはどんな仕事か、どんな人に向いているのか解説しました。
ダンスのインストラクターの仕事は、指導以外に次のようなものがあります。
- スタジオの掃除
- 音源の用意
- リノリウム敷き
- 電話対応
- 保護者対応
- 発表会の手配
- 衣装の手配
- 振り付けを考える
ダンスのインストラクターに向いている人の特徴は、次の4つです。
- ダンス経験がある人
- ダンス好きの人
- 人と接することが好きな人
- コミュニケーション能力が高い人
ダンスのインストラクターになる方法は、主に次の4つがあります。
- 求人サイトから応募する
- ダンススクールのサイトから応募する
- ダンス講師に仕事を紹介してもらう
- 学校から紹介してもらう
自分に合うスクールを選んで、ぜひダンスのインストラクターになりましょう。
K-POPダンスなど、最近ダンスの需要は高まってきています。
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