チアリーダーのみなさん、こんにちは♪
最近では、ドキュメンタリー系のテレビ番組で特集されるなど、何かと話題のチア。
その中でも、チアリーディングは関西に強豪チームが集まっているんです!
今回は、そんな強豪が集まる関西のチアリーディングやチアダンスについて、ルールや大会なども合わせて詳しく解説していきます。
そもそもチアってどんなスポーツ!?
オリンピック種目にも内定した「チアリーディング」。
「チアリーダー」や「チアガール」などと一括りにされがちですが、競技スポーツだということをご存知でしょうか?
ここでは、「チアリーディング」と「チアダンス」について、両者の違いや競技ルールなどを解説していきます。
チアリーディングとはどんなスポーツ?
チアリーディングは、1860年代にスポーツイベントの応援を目的として結成され、チアリーダーは男性のスポーツでした。
そこから、観客を盛り上げるために行ったアクロバティックな演技から、現在のチアリーディングが確立されました。
国内のチアリーディングは歴史が浅く、全国大会が開催されたのは1988年からですが、
世界選手権で連覇を達成するなど、その実力は世界からも認められています。
チアリーディングの特徴は、「スタンツ」や「ピラミッド」と言われる、人が宙に飛んだり、人に乗って層になるアクロバティックなパフォーマンスです。
競技スポーツは、それらの技の完成度や難易度によって採点がつけられ順位を争います。
チアダンスはどんなスポーツ?
続いては、チアダンスについて解説していきます。
チアダンスは、チアリーディングから派生したスポーツで、チアリーディングのダンス部分に特化したスポーツです。
「ポンダンス」「ジャズダンス」「ヒップホップ」の3つのダンス要素を組み合わせた振付で構成されており、チームとしての一体感や表現力などを競い合います。
アメリカでは一般的に「ポンダンス」あるいは「Dance」と呼ばれ、独立したスポーツ競技として定着しています。
日本では、ソングリーディングやダンスドリルとも呼ばれていますが、玉川大学ダンスドリルチームを創設した方が『チアダンス』という言葉を命名し、日本でその名が広まりました。
チアリーディングやチアダンスの大会ルールは?
チアリーディングやチアダンスは、どちらもポンポンを持って演技をする同じようなスポーツだと思われがちです。
確かに、基本的にポンポンを持って演技することは共通ですが、それ以外のルールは全く別のスポーツと考えていいほど競技内容は異なります。
それでは、詳しく違いを見ていきましょう!
チアリーディングの大会ルール
チアリーディングの大会では、3つにカテゴライズされた演技部門があり、それぞれ規定が異なります。
自由演技競技
【人数】
・女子(オールフィーメール)部門・・・8名以上16名以内で構成された女子だけの部門(男子1名の場合は、女子部門とされます)
・男女混成(ミックス)部門・・・8名以上16名以内で構成された男女混合の部門(男子は10名まで)
上記は、高校・大学・社会人に当てはめられる編成内容で、中学生やジュニアには男女の割合に指定はありません。
【演技時間】
2分20秒~2分30秒以内
【演技内容】
ラインダンスの禁止や、「サイドライン」と呼ばれる観客へ呼びかけるコール、「チア」と呼ばれる観客とのコールの掛け合いを、音楽を使用しない部分に取り入れなければならないなどの決まりがあります。
グループスタンツ演技競技
【人数】
・女子(オールフィーメール)部門・・・4名から5名の女子だけのチーム
・男女混成(ミックス)部門・・・4名から5名の男女混合チーム
【演技時間】
60秒以上65秒以内
【演技内容】
同時に2つのスタンツが禁止されていることや、先ほどのチア・サイドラインの禁止、ダンスの禁止などが特徴です。
パートナースタンツ演技競技
【人数】
1名の男子、1名の女子、1名の男子スポットで構成されたチームで演技を行います。
【演技時間】
55秒以上60秒以内
【演技内容】
グループスタンツ演技競技と似ており、「チア・サイドライン」「ダンス」の禁止、また、スポットはトップをキャッチすること以外スタンツに加わってはいけないという特徴があります。
このように、チアリーディングの大会は、チームの人数や競技内容によって部門が分かれているんです。
チアダンスの大会ルール
先ほど少し触れましたが、チアダンスは「ポンダンス」「ジャズダンス」「ヒップホップ」など様々な部門に分かれています。
部門によって重視される点が違うため、ルールをしっかり把握することが必要です。
ポンダンス部門
【人数】5名~10数名
【演技時間】
1分45秒~2分15秒以内
【演技内容】
チアダンスの象徴ともいえる、ポンダンス。
正確なモーションとダンステクニックなどで、一体感や同調性を重視したダンスが求められます。
また、動きにオリジナリティを持たせて、視覚効果を取り入れた演技が採点のポイントとなります。
ジャズダンス部門
【人数】5名~10数名
【演技時間】
1分45秒~2分15秒以内
【演技内容】
しなやかな振付が特徴となるジャズダンスです。
身体の伸びを意識したバレエ要素が基礎となり、音楽への理解を深めながら頭から指先まで、全身を使って表現することが求められます。
ヒップホップ部門
【人数】
5名~10数名
【演技時間】
1分45秒~2分15秒以内
【演技内容】
ストリートスタイルの動きを取り入れたダンスであることが特徴です。
ビートやリズムを身体で表現し、観客を魅了し盛り上げるダンスが求められます。
チアダンス部門
【人数】
5名~10数名
【演技時間】
2分00秒~2分30秒以内
【演技内容】
「ポン」「ジャズダンス」「ヒップホップ」の3つの動きをそれぞれ連続して20秒以上構成に取り入れることが必要です。
正確な動きと一体感のあるパフォーマンスで、それぞれのカテゴリの特徴を最大限生かした演技内容が求められます。
第30回チアリーディング関西大会!結果まとめ
丸善インテクアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で行われた関西大会の結果をご紹介します!
自由演技競技 小学校低学年の部
・堺チアリーディングクラブ MARINE
自由演技競技 小学校高学年の部
優勝:堺チアリーディングクラブ・MARINE・A
準優勝:堺チアリーディングクラブ・MARINE・B
自由演技競技 中学校の部
優勝:梅花中学校・A Jr. RAIDERS・A
準優勝:箕面自由学園中学校・A Jr. BEARS・A
自由演技競技 DIVISION.1 高等学校の部
優勝:箕面自由学園高等学校 GOLDEN BEARS
準優勝:梅花高等学校 RAIDERS
自由演技競技 大学の部
優勝:梅花女子大学・B RAIDERS・B
準優勝:梅花女子大学・A RAIDERS・A
関西で人気のチアダンスについて解説!
チアリーディングの人口や強豪校が、関西圏に多いことが分かりました。
続いては、関西圏のチアダンス人口や強豪校について見ていきます。
関西方面でこれからチアダンスを習いたい!と思っている方は是非参考にしてくださいね!
関西はまだチアダンス人口が少ない
結論から申し上げますと、部門にもよりますが、強豪チームはやはり関東圏に集まっている傾向があります。
ただこれは、チャンスでもあります!
「これから関西でチアダンスをはじめたい」
「今住んでいる関西で子どもにチアダンスを習わせたい」
と思っている方は、早めに行動を起こしましょう。
理由は、人口が少ないスポーツであれば、メジャーなスポーツに比べて、はるかに活躍できる機会が増えるからです。
特にチアダンスは、アクロバティックな演技をしないため、子どもから大人まではじめやすいというメリットがあり、特に3歳から小学校低学年までの早い時期にはじめることで、柔軟性の向上やリズム感などを養うことができます。
また、他のスポーツと違うところは、「チアスピリット」というチア精神を学ぶこと。
相手を思いやる心や協調性を身につけることが基本となるのです。
勝ち負けも大切ですが、子ども時代は、思いやりや協調性を学ぶことも重要ですよね!
【関西】強豪チアダンスチームまとめ
続いては、関西圏でトップクラスのチアダンスチームをご紹介します。
習い事として、部活として、チアダンスをはじめたい方は是非参考にしてください。
カワイダンスエージェンシー
【実績】
2013年
・チャレンジ・コンペティション2013 WEST
USA関西大会1位受賞 USA全国1位受賞
2014年
・Jamfest Japan2014 in 神戸
USA関西大会1位受賞 USA全国1位受賞
龍谷大学付属平安中学校 MADDERS
【実績】
・第8回全国中学校ダンスドリル冬季大会
ソングリーダー部門 Large編成(チーム)優勝
団体(学校)総合準優勝
・第9回全国中学校ダンスドリル選手権大会
ソングリーダー部門 (チーム)優勝
団体(学校)総合優勝(総合優勝3連覇)
・文部科学大臣賞受賞
京都明徳高等学校 M’s E Crew
【実績】
2017年
・全国高等学校ダンスドリル選手権大会
HIPHOP女子部門 Large編成1位
HIPHOP男子部門 Large編成3位
HIPHOP男女混成部門 Large編成2位
百合学院中学校チアダンス部 Lilies
【実績】
2020年
・全日本チアダンス選手権大会(JCDA)
関西予選大会1位
・全日本チアダンス選手権大会(JCDA)
全国大会3位
・USA School&College Regionals
関西予選大会1位
・USA School&College Nationals(全国大会) 出場
まとめ
いかがでしたか?
チアリーディングの関西大会や関西の有名チアダンスチームについてご紹介いたしました。
チアリーディングの強豪チームが関西に多い理由は、誰に対しても臆することなく、自己主張をしっかりとできる地域柄が理由なのかもしれません。
また、関西のチアダンスチームは、ご紹介した強豪チームを筆頭に、これからますますチア人口が増えてくるでしょう。
関西でチアリーディングやチアダンスをはじめたいという方は、是非、ご紹介した有名チームも視野に入れて検討してみてくださいね!
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