子ども好きなダンスインストラクターには、幼児クラスの担当がおすすめです。しかし、どうやって幼児クラスを担当したらよいのでしょうか。
今回は、幼児クラスのダンスインストラクターになる方法をご紹介します。
幼児クラスのやりがいや大変なこと、幼児クラス担当に向いている人をまとめたので、参考にしてください。
目次
幼児クラスのダンスインストラクターになる方法
最初に、幼児クラスのダンスインストラクターになる方法を解説します。
おすすめの方法は次のとおりです。
- 幼児クラスがあるダンススクールで働く
- 求人応募時に幼児クラス担当希望と伝える
- 教室責任者などに幼児クラス担当希望を伝える
幼児クラスがあるダンススクールで働く
幼児クラスのダンスインストラクターになる方法1つめは、幼児クラスがあるダンススクールで働くことです。
大前提として、自分が働いているスクールに幼児向けのクラスがなければ、仕事はできません。これから仕事先を探している方は、幼児クラスがあるスクールを選びましょう。
スクールのホームページをチェックし、どんなクラスがあるのか確認してください。生徒の対象年齢がわからないときは、「よくある質問」のページを見てみましょう。ここに「何歳から通えますか」と記載されていることがあるので、生徒の対象年齢を確認してください。
求人応募時に幼児クラス担当希望と伝える
幼児クラスのダンスインストラクターになる方法2つめは、求人応募時に幼児クラス担当希望と伝えることです。
これからダンスインストラクターとして働く方は、履歴書の「本人希望記入欄」に幼児クラスを担当したいことを記載しましょう。「本人希望記入欄」は、給料、勤務時間、勤務地域などの希望を書く欄とされていますが、担当したいクラスを書いてはいけないわけではありません。その他の希望として、幼児のダンス指導をしたいと伝えましょう。
履歴書に書けない場合や、そもそも履歴書の提出が求められていない場合は、面接時に幼児クラスを担当したいと伝えてください。
教室責任者などに幼児クラス担当希望を伝える
幼児クラスのダンスインストラクターになる方法3つめは、教室責任者などに幼児クラス担当希望を伝えることです。
すでにダンスのインストラクターとしてスクールで勤務している方は、教室責任者など人事管理をしている人に、幼児クラスを担当したいと伝えましょう。
なお、幼児クラスのダンスインストラクターになるためには、特別な資格は必要ありません。幼稚園教諭や保育士の場合は、資格が必要ですが、幼児クラスのダンスインストラクターであれば、特に資格なしで働くことができるのです。
ただし、幼児のなかには、オムツが取れない子、ひとりで安定して立てない子もいます。通常のダンスレッスンとは異なる要素が多いため、スクールで一定の研修を経ていないと、幼児クラスを担当できないこともあり得ます。
幼児クラスのレッスン内容
ここでは幼児クラスのレッスン内容を紹介します。
レッスン内容は次のとおりです。
- ごあいさつ
- ストレッチ
- リズムトレーニング
- ジャンプ・スキップなど基本ステップ
ごあいさつ
幼児クラスのダンスレッスン内容1つめは、ごあいさつです。
幼児クラスの場合は、ダンスだけでなく、社会性を身につけさせるため、ごあいさつなどマナーの指導を大切にしています。ダンススキル面だけでなく、内面の教育指導要素もダンスインストラクターに求められます。
「礼に始まり礼に終わる」という考えを、幼い頃から定着できるよう、幼児クラスの生徒たちに「ごあいさつをしっかりしようね」と指導をします。
ストレッチ
幼児クラスのダンスレッスン内容2つめは、ストレッチです。
幼児でもわかりやすい内容でストレッチをします。スクールによっては、子どもが楽しみながらストレッチができるように、音楽をかけながらおこなうこともあります。
リズムトレーニング
幼児クラスのダンスレッスン内容3つめは、リズムトレーニングです。
リズムに合わせて、飛び跳ねることや、その場で足踏みをする、手を叩くなどをして、リズム感を養います。
スクールによっては、鈴やタンバリン、マラカスなどを使って楽しくリズムを学ぶこともあります。
ジャンプ・スキップなど基本ステップ
幼児クラスのダンスレッスン内容4つめは、基本ステップです。
幼児クラスのダンスレッスンでは、複雑なことはやりません。ジャンプやスキップなどの基本スキルを身につけていきます。
生徒の年齢によっては、ダンスの指導というよりも、幼稚園のお遊戯みたいな側面もあります。「おさるさんの動き」、「うさぎさんの動き」など、幼児の生徒でも理解できるよう工夫することも求められます。
幼児クラスのダンスインストラクターのやりがい
幼児クラスのダンスインストラクターのやりがいについて見てみましょう。
やりがいは次のとおりです。
- 素直な反応が楽しめる
- 保護者から感謝されやすい
- 著しい成長が感じられる
素直な反応が楽しめる
幼児クラス担当のダンスインストラクターのやりがい1つめは、素直な反応が楽しめることです。
子どもはとても純粋無垢で、反応が素直なことが多いです。楽しければ大喜びし、嫌なことがあれば機嫌を損ねたり、泣いたりします。
ダンスインストラクターの仕事によって、子どもが喜ぶこともあるでしょう。「楽しい!」という素直な反応があると、仕事に対してやりがいを感じるはずです。
保護者から感謝されやすい
幼児クラス担当のダンスインストラクターのやりがい2つめは、保護者から感謝されやすいことです。
幼い子どもの育児はとても大変で、働きながら子育てをする保護者、家事をしながら子育てをする保護者がたくさんいます。また、他のきょうだい児の面倒を見ながら、幼児を育てている保護者も。
ダンスレッスンの時間に、子どもを預かってもらえるだけでも、育児の負担が軽減されて、感謝されることがあります。
さらに、子どもが目に見えて成長をすることで、「先生のお陰でダンスを楽しめています」という言葉がもらえることも。
保護者から感謝をされると、やりがいを感じるでしょう。
著しい成長が感じられる
幼児クラス担当のダンスインストラクターのやりがい3つめは、著しい成長が感じられることです。
幼児は肉体的にも精神的にも成長が速いです。たった1年でも、体がとても大きくなり、言葉もしっかりします。筋肉も発達するので、運動機能が向上し、ダンスも上達するのです。
入会したばかりの頃は、大泣きして保護者から離れられなかった生徒が、ひとりで楽しそうにレッスンを受けられるようになることもあるでしょう。
このような幼児の成長を間近で感じられることも、ダンスインストラクターのやりがいの1つです。
幼児クラスのダンスインストラクターの大変なこと
幼児クラスを担当するダンスインストラクターの大変なことを解説します。
大変なことは次のとおりです。
- 子どもを集中させるのが大変
- 子どもをまとめるのが大変
- 保護者対応が大変
子どもを集中させるのが大変
幼児クラスを担当するダンスインストラクターの大変なこと1つめは、子どもを集中させることです。
子どもの集中力は、おとなのそれと比べると長くはありません。幼児の場合であれは、「年齢+1分」とされています。3歳の幼児であれば、4分ほどしか集中力が持続しないのです。
集中しないと、他のことに興味を示したり、お友だちに話しかけたりします。そこから負の連鎖のように、他の子の集中力も途切れるのです。
また、レッスン中に保護者から離れたことで、気持ちが不安定になり、まったくレッスンに集中できない子もいます。
このような生徒たちを集中させることに、大変さを感じるダンスインストラクターも少なくはありません。
子どもをまとめるのが大変
幼児クラスを担当するダンスインストラクターの大変なこと2つめは、子どもをまとめることです。
1クラスの人数は3人から5人ほどです。幼児クラスの場合は、生徒数があまり多くはありません。少ない生徒数でも、全員に目を行き届かせることに大変さを感じることもあるでしょう。
ひとりの生徒にかまっていたら、他の生徒が遊び始めてしまう…ということも。
保護者対応が大変
幼児クラスを担当するダンスインストラクターの大変なこと3つめは、保護者対応です。
幼児クラスの場合は、保護者の送迎が必ず必要です。また、スタジオの観覧席で保護者が見学することもあります。
幼児クラスの場合は、保護者にあいさつをし、その日のレッスン内容や子どもの様子を伝える必要があります。ときには保護者からクレームが入ることもあるかもしれません。保護者から悩み事の相談をされることも。
保護者との世間話が長引くこともあり得ます。このような対応に大変さを感じるダンスインストラクターもいます。
幼児クラスのダンスインストラクターに向いている人
幼児クラスのダンスインストラクターに向いている人を紹介します。
向いている人の特徴は次のとおり。
- 子ども好きな人
- 子育て経験がある人
- 保育系の資格がある人
子ども好きな人
幼児クラスのダンスインストラクターに向いている人の特徴1つめは、子ども好きな人です。
これは絶対条件と言えます。子どもが苦手な人であれば、幼児クラスのダンスインストラクターは務まりません。
子育て経験がある人
幼児クラスのダンスインストラクターに向いている人の特徴2つめは、子育て経験がある人です。
ダンス指導と子育ては違いますが、子育て経験があるダンスインストラクターとそうでないインストラクターとでは、前者のほうが子どもの扱いに慣れているのです。
ただし、これは必須条件ではありません。子育て経験がある人のほうが仕事がしやすいという意味です。
保育系の資格がある人
幼児クラスのダンスインストラクターに向いている人の特徴3つめは、保育系の資格がある人です。
保護者からすれば、大切な我が子を預けることになります。保育系の資格があるインストラクターであれば、安心できるでしょう。
Gravis(グラヴィス)のインストラクターになるには?
チアダンス経験があり、インストラクター業に興味があるものの、「ブランクがある」「指導経験がない」と一歩踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか?
しかし、そのような不安があっても、Gravisのインストラクターを目指すことはできます!
Gravisでは、入社した社員向けに、手厚い教育・研修プログラムを用意しており、必要なスキルを身に着けて、いち早く現場で活躍することが可能です。
キッズダンスのインストラクターを目指す方は、まずはお気軽に説明会や選考会にエントリーしてみてください。
Gravis(グラヴィス)のインストラクター求人内容
Gravisのキッズダンススクールで働きたいと考えいる方であれば、勤務地や時間、休暇や福利厚生などが気になるはずです。
続いては、Gravisのインストラクターの求人内容についてご紹介していきます。
業種と仕事内容
①総合職(インストラクター兼務)
マーケティングや広報、事業企画と⾏った事業全般に関わる業務
入社当初はチアダンスのインストラクターを行いながら、広報・マーケティング・新規事業など適性を見ながらインストラクター業務以外も幅広く経験していただきます。
②インストラクター専門職
インストラクターを中⼼とした業務
インストラクター以外にはレッスンに関わる顧客管理やイベント企画・運営などいずれも、インストラクターに付随する業務中心になります。
③【New】競技選手コース
競技選⼿としてRegina(社会⼈チーム)へ所属し大会へ出場する
通常業務は、インストラクター及びチアダンススクール運営に関わる業務を行います。
選手としての練習は、勤務時間外で練習時間を設ける形ではなく、基本的に勤務時間内に行うことが特徴です。
社会人になってもチアを続けたい!という声が形となりました。
社会人になっても、仕事とチアダンスどちらもやりたい人の夢を叶えた働き方が実現できます!
勤務時間
Gravisのインストラクターの勤務時間は、9:00〜22:00(お昼休憩1時間)の中で実働8時間です。
レッスンは、平日ですと夕方以降(16時〜19時)、休日は日中(09時〜17時)がピークタイムとなります。
入社当初は、担当のレッスン時間に合わせて、先輩がシフトとして働く時間や働き方をフォローしてくれるので安心です。
役職によっては、フレックス制としてコアタイム(=レッスン)以外は自分自身で働く時間を決められます。
休日休暇
Gravisのインストラクターの休日休暇は、完全週休2日のシフト制です。
その他にも、GW、夏季休暇、年末年始休暇、年次有給休暇、年末年始休暇、慶弔休暇、産前産後育児休暇などの休暇が用意されています。
インストラクターと聞くと業務委託や派遣などの雇用形態が一般的ですが、Gravisでは正社員として働けるため、休暇を上手く使いながらプライベートな時間を充実させることができます。
勤務地
Gravisのインストラクターの勤務地は、基本的にオフィスのある東京都町田市(小田急線 鶴川駅から徒歩3分)です。
ただし、出社義務はないため、任されたGravisの各店舗へ直行直帰でも問題なし!
今では、インストラクター以外の業務は、自宅でリモートワーク行うスタッフも多く、働きやすい環境になっています。
Gravisの教室は、東京・神奈川を中心に約50拠点で、人員状況に応じて担当する教室が変動します。
Gravisの店舗一覧が知りたい方は、こちらを参考にしてみてください!
福利厚生や待遇
Gravisの正社員になると、各種社会保険完備、交通費全額支給の他に、定例制度化はしていませんが「社員旅行」なども開催されます。
Gravisでは「チャレンジする人を増やす」をコンセプトに、常識にとらわれず様々なことにチャレンジしている会社です。
そのため、これから新しく福利厚生ができるなんてこともあるかもしれません!
福利厚生や待遇については以下の通りです。
・ウエア・シューズなどの提供
・フレックスタイム制(※レッスン中心に設計する)
・家賃借り上げ制度
・通勤・移動手当支給
・PC/Apple Watch貸与
・リモートワーク推奨
・社員旅行有り
各種研修制度
Gravisのインストラクターには、以下の各種教育制度が用意されています。
・PC研修
・チームビルディング研修
専門知識のある上司・先輩社員がマンツーマンで指導に当たるため、実際の業務をこなしながらスピーディーに成長できます。
インストラクターとして働き始めてからも、定期的に研修が受けられるので、自己スキルを磨き、着実に成長することが可能です。
技術的な研修の他にも、専門家指導の下、内面に働きかける研修もあるため、心身ともにスキルUPが目指せます。
Gravis(グラヴィス)インストラクターの給与事情
Gravisのインストラクターを目指す方にとって気になる給与事情。
ここでは、月収やボーナスなどについて赤裸々にご紹介していきます。
月収
Gravisのインストラクターは、初任給(月給)で、220,000円〜250,000円 です。
ご自身の経験や、役職、年齢、勤務年数などによって変動します。
新卒者も⼀律ではなく入社時の能力で評価するのが特徴です!
昇給・賞与
Gravisのインストラクターのボーナスは、年2回・1.5か月~が支給されています!
通常、大手企業の正社員インストラクターであっても、ボーナスは「年1回」という企業が一般的です。
Gravisのインストラクターに向いている人の特徴
Gravisだけでなくキッズ向けのダンスインストラクター全般で考えると「体を動かすことが好きな人」「子どもと触れ合うことが好きな人」「人に教えることが得意な人」が向いている仕事です。
では、Gravisのインストラクターには、どのような人が向いているのでしょうか?
詳しく見ていきましょう!
チャレンジし続けられる人【自分で考えて行動する人】
Gravisでは、「チャレンジする⼈を増やす」ことをミッションに掲げている企業です。
⾃分で考え⾏動する人の育成に力点を置き、従来のチアダンススクールとは⼀線を画した育成⽅針を実践することで、チアダンスの変革に取り組んでいます。
そんな思いに共感し、新しいアウトプットを生み出してくれる方にぜひ仲間になって欲しいです。
チームで成果が出せる人、出そうとする人
チームに貢献してくれる人の特徴は3つあります。
②仲間を理解し⽬標に向けて切磋琢磨できる⼈
③⼈の⼼を動かすパワーと⾏動⼒を持つ⼈
素直さ、協調性、情熱を持ち、チームワークを大切に行動できる方はGravisで活躍できます!
もっとGravisについて知りたい!という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
業務委託インストラクター募集
アルバイト募集
インターンシップ募集
Gravis公式サイト
まとめ
幼児クラスのダンスインストラクターになる方法ややりがい・大変なことを解説しました。
幼児クラスのダンスインストラクターになる方法は次の3つです。
- 幼児クラスがあるダンススクールで働く
- 求人応募時に幼児クラス担当希望と伝える
- 教室責任者などに幼児クラス担当希望を伝える
そもそもスクールに幼児クラスがないと指導ができないので、仕事先を探すときは幼児クラスがあるか確認しましょう。
幼児クラスのレッスン内容は次のとおり。
- ごあいさつ
- ストレッチ
- リズムトレーニング
- ジャンプ・スキップなど基本ステップ
複雑なことはせずに、遊びながら楽しく体を動かすレッスンがほとんどです。
幼児クラスのダンスインストラクターのやりがいは次のとおりです。
- 素直な反応が楽しめる
- 保護者から感謝されやすい
- 著しい成長が感じられる
主に次の3つに大変さを感じるでしょう。
- 子どもを集中させること
- 子どもをまとめること
- 保護者対応
幼児クラスのダンスインストラクターに向いている人は次のとおりです。
- 子ども好きな人
- 子育て経験がある人
- 保育系の資格がある人
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