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コロナ禍でのイベント開催 ~子供たちの成長機会をとめるな~

2020年10月21日

2021年3月4日

スタッフ奮闘記

2020年は、「新型コロナウイルス」という未曾有のウイルスが猛威を震っていますね。
もちろん一刻も早く元の生活に戻れるような終息を願わずにはいられないですが、、、
おそらくwithコロナの生活が数年単位で続くでしょうし、
withコロナによって、不要不急なものは消えてゆき、世の中が精査されていっているようにも思えるのも一つの事実かと思います。

スポーツ界のビッグイベント、オリンピックの延期もさることながら、
ダンスのみならず、映像、舞台、コンサートなどなど、エンターテイメント界も尽く「中止」「延期」が続き、エンタメ大好き人間として、心の寂しさを感じずにはいられません。

でも、エンターテイメントの根本スピリットは、きっと「楽しむこと」。
人々はどんな時代も、、、きっと忘れてしまうくらい大変なことがあっても、
絶対に無くさなかったもの、自然と求めてしまうもの、だったのでしょう。

かく云う我々も心の底から求めている部類の人間です。(笑)

自分たちがパフォーマンスすることで、誰かの力になる、今こそ「CHEER」の精神を伝えていくことが求められている、そんな風にも感じました。

しかしながら、それは同時に新しいチャレンジが必須になることを意味しています。それも含めて「エンターテイメント」、その新時代が来たのかなとも感じるわけです。

今日は、なぜここまでして、イベントをやろうと思ったのか。と、実際に行ったことをまとめたので共有します。

第一部 子供たちの成長機会を止めるな!!!

この第一部は、Gravisの代表をしてます山田康介がお届けします。

「やらない=中止」にすることという考えは、正直なところ微塵もありませんでした。

おわってみれば、周りからは、「この状況下で良くやったね!」と言う言葉を多く頂きました。いつも以上に、イベント後に感謝も言葉も頂きましたので、主催者としてはもちろん嬉しいです。

一方で、新型コロナウイルスによって”世の中が変わってしまった”という裏返しでもあることを痛感しています。

この機会に、今回のイベントについての想いや、どうやって開催したのかを、スタッフの皆でまとめました。

まずは、私の方から、開催に至った経緯から。

忘れもしない・・その時は、2月末でした。
アメリカ・ラスベガスで開催されたReginaの大会当日の夜。

日本でコロナが流行りはじめ、まだアメリカでは流行っていない状況でした。
約1週間アメリカに滞在していたため、日本の様子はニュースでしかチェックできなかったが、日本がただ事ではなくなってきたことは理解していました。

3月22日に1年に一度の一大イベントを控えていた私たちは、大会当日打ち上げ後の夜中12時に集まりました。
この会議をするにあたり、私の中では、「中止の決断」をすることは決めていました。

みんなの意向も聞きながら、中止にすることを決め、すぐに会員の皆さん向けに案内文章を作るよう伝えたことを覚えてます。

その後の状況は、皆さんもご存知の通りです。帰国と共に、レッスン自体も休講にしました。

今思えば、当時は早めの決断だったのだが、長い時間をかけて準備を進めていただけに、正直少し迷いもあったのも事実です。
そして、中止を知った子供たちのことを考えると胸が痛かったことは今も覚えています。

3月以降は、いち早くZoomを使って、子供たちとのおしゃべり会を始め、徐々にダンスレッスンも取り入れるようになりました。
(これがのちに、オンラインレッスンとして1つの事業にもなっている)
そう、Gravisのみんなと、コロナ禍においてもずっと繋がっていたことは、自分たちにとっても大きな支えになりました。
そんな私自身は、直接話す機会がなかなかないけど、画面の横で聞いてました。
だんだん、Zoomに参加する顔の数が増えてきたり、子供たちから、前向きな声が聞こえてきた時は、やっぱり子供たちの吸収力ってすごいなーと感心してました。

子供たちが元気がなくなっていく、家にしか入れない日々、ストレスもたまる。
そんな中で、自分たちができることをやろうと、youtubeを始めてみたり、新しいことにも続々チャレンジしました。

当たり前にあったレッスンがなくなることは、自分たちにとってもこれほどまで辛いものか、、
子供たちにとっても大切な場所であったことはお互いに再確認できた時間であったとするならば、貴重な時だったのかもしれません。

「またダンスがしたい」「みんなで踊りたい」

そんな声を、幾度となく聞こえてきました。

3月から実に3ヶ月後の6月からは徐々に再開。実は、その前からイベントをやる方法を探っていました。なんとも諦めが悪い奴です。
もちろん、感染拡大を防ぐことは大前提であり、ただ、いつまで立ち止まっていても何も変わらないという想いが私の中にはありました。

その想いが特に強かったのは、3月4日に初めてとある生徒さんとZoomをしたときに一言です。

「安心した」

今でこそ、画面越しで会話をすることが当たり前になってきたが、生徒と画面越しで会話すること自体が初で、どう?という質問に対し出た素直な言葉だったんだろう。子供たちは、大人が想像する以上に、今何が起きているのか?周りの大人の反応、ニュースをみて、辛い思いをしているんだと痛感しました。

そこで、自分たちがやるべきことは何なのか、と考えてみると、やっぱりダンスができる場を作り上げることだと。

たかが3ヶ月という人もいるかもしれないが、この数ヶ月間における時間は、とてもとても大切なものである。
加えて、子供たちにとっては年度終わり、始めの時期でもある。

リスクを負いたくないからイベントは中止する、そりゃあそうだ。
ただ、中止にするリスクに「子供の成長、機会」はどこにいったんだ?
自分たちの身近には、1つの小学校以上に多くの子供たちいる。だからこそ、痛いくらい気持ちがわかってます。

しなしながら、会社や誰かのせいにして、リスクを負わないのが現実
※中止にすることが悪いと言っているわけではないのであしからず。

自分の中で、常に自問自答していました。

でも、こういう時こそ、何らしらの形で、実現に向けて動かないといけないでは?
自分たち、大人がやるべきことは、最後まで諦めず実行する方法を考え続けることだろうと考えていました。

だからこそ、自分たちの中には、「やらない=中止」にするという考えはありませんでした。
やれる範囲で、やれることを、やる。どんな形でも、開催することに意味があるんだ、と自分にも社員のみんなにも伝えました。
一方で、責任者として、最悪のケースを想定し、当日の朝でも中止にできると考えていた。

今年3月に開催予定だったイベントでは、チケット返金手数料(チケット販売会社はちゃんと手数料取るんですよw)などで大赤字となり中止に伴うリスクを身をもって痛感した上での判断でした。正直そんなことを気にしていたら何も始まらない、そもそもやろうと動かないだろうと今考えると思います。そんな強気な思いもありつつ3ヶ月休業状態が続き、イベントで大赤字で更にとなると、正直、経営が危ういのでビビッてましたけど。。ちなみにイベントが実施されても、実際、黒字になる計算ではありませんでした。

3月やるはずだったイベントのタイトルは「RISE」。

RISEとは、這い上がっていくという意味がある。

まさしく、困難な状況から、子供たちも含めたみんなで創り上げた今回の軌道をまとめていきます。

根性論でやっても、よろしくないことは重々承知の上であり、ここからはどんなことを検討し、どうやって準備を進めてきたかを自分たちの備忘録のためにも残そうと、時間をかけて書いていきました。

 

▼コロナ禍に自分に、そして子供たちに向けたメッセージ【会員向けニュースレター】

何を書こうか。このニュースレターは、保護者の方、子供たちに読まれているものだから・・・自分達を含めた、Gravisへの手紙を送ろうと思います。

おい、お前たち。お前らは、今この手紙をみている人達がいなかったら何者でもないぞ。お父さん、お母さんが一生懸命、汗水流して稼いだ大切なお金を子供のためにと習い事に使っているんだ。それがなんだよ、子供たちに、保護者の皆さんに助けてもらってばかりじゃないか。

代表よ、お前は3年前の5周年記念で言ったよな。この業界を変えたいと。何か変えたか?この状況で雇用を守れるのかよ、絶対に守れよ。インストラクターを守れよ、必ずだぞ。その責任はお前にある。

今できることはなんだ?常に考え続けろ、満足はするな。子供たちは口にはしないかもしれないけど、不安な毎日を過ごしているんだぞ。お前らの言葉がけ1つ、行動で、もし子供たちの不安を取り除くことができるならダンスに限らず何でもやれることをやろうよ。新しいことにはリスクが伴う。たとえ、保護者の皆さんから色々言われても、そこに意志があるなら突き通せ。ただ自分達を守ることは絶対にするな、それが過ちであったらすぐに改善すればいい。正してくれる力強いお父さん、お母さんがいるだろ。

ダンスが上手くなる、ダンスができる場がお前らが提供していることか?それだけじゃないだろうよ、伝えたいことは、なんだ?そう、“チャレンジする人を増やす”ことだろう。今、世の中が変化して、新しいことをしなければならない状況になっている。こんな時こそ、お前らがやらなくて誰がする。
きっとその姿が、自分たちだけでなく、周りをチアすることに繋がるよ。
逃げるな、立ち向かえ、絶対に負けるな!一人じゃ不安だ。だから仲間を求める。
みんなで乗り越えろよ!必ず、必ず。

僕たちの”チャレンジ”はまだまだ続きます。
最後に、最高の笑顔で、踊っていた姿で、何回も泣きそうになりました。

本当に、ありがとう!!!子供たちはブログ読まないかもだけど本当にありがとう!笑

きっと、お父さん、お母さんに届いたぞ!
きっと、お父さん、お母さんは明日から頑張ろうって思ったぞ!
きっと、みんなのダンスをみて、勇気づけられた人が、たくさんいるぞ!

まさに、チアリーダーだ!

私は、子供たちに心を動かされて、何がなんでもイベントをやろうと思いました。

それを、なんとかしか、頭使って、体使って、お金も使って、子供たちの、やりたいを形にしてあげることが使命だと思います。

私たちの使命は、「チャレンジする人を増やすこと」
ダンスを通して、チアダンスを通して、チャレンジする人を1人でも多く増やしていきたいと思います。

Gravis代表 山田 康介

 

第二部 インストラクターの思い

2020年春、実施できると思って突き進んできた「発表会の中止」
準備してきた我々スタッフ、インストラクターだけではなく、この日のために一生懸命に練習を重ねてきて、心の底から楽しみにしていた子どもたち。

仕方がないこととは言え、悲しむ姿を見る度に胸が締め付けられそうでした。
高学年になればなるほど我慢してしまう、、それもまた…言葉にならない想いがありました。

近くで見ていた親御さんたちも、きっと感じていたかと思います。
その時初めて知る「子どもたちの本気」も垣間見えたのではないでしょうか。

その後の緊急事態宣言によるレッスンの中止。学校や保育園幼稚園にも行けなくなってしまった子どもたち。

きっと数年後には、あぁこんなこともあったね、なんて言えていたら良いのですが、
渦中は長い長い時間を過ごしていたかと思います。

いつもとはちょっと違う、短い夏休み。
旅行や遠出もなかなか難しい状況、、でも2020年の夏は今しかない!!
そんな特別な夏のとっておきの思い出を一緒に作りたい!!

そんな想いから、2020年夏、Gravis Summer Party(通称GSP)を開催することに決定しました。

オンラインでのコミュニケーションタイムを通して、スタジオでのレッスン再開時の子供たちを見て…
これはどうしても発表の場を作ってあげたい、子どもたちの喜ぶ顔が見たい…!
その思いと、
いつ中止になってもおかしくない状況での不安と葛藤しながら、
それでも出来る可能性があるのならばと、あらゆる「作戦」を練りながら実施に向けて動きました。

 

第三部 イベント実施に向けて「会場選び」

舞台や発表会で使われる「劇場」
映画館やアリーナ、体育館などもそうですね。
ある意味「非日常」な空間でもあるので、
「三密」になりやすい場所なのです。

実施にあたり、政府による以下のガイドラインが発表されておりました。
劇場、音楽堂等における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン

密閉、密集、密接を防ぐための対策が取れる場所での実施のため、
昨年もお借りした、よみうりランド内らんらんホールでの実施を決めました。

換気可能な施設

らんらんホールは、客席後方の窓が全開となり、常時換気可能な状態で遂行出来るのです。
三密を回避するため、舞台袖奥のドアや、退場口なども常時開放し、換気を徹底しました。

しかし、開演中も外の光が会場内に入ることになるため、「照明」が見えないことが明らかでした。
通常は、客席ホール内を暗くして、舞台へのライティング効果により、より作品を輝かせてくれるのですが、
全体が明るいとその魅力が中途半端になってしまう…。
よって今回のGSPは、「ステージで踊ること」を第一に考え、「照明無し」の演出を選びました。

陽の光も差し込む、野外イベント風、お祭りのようなイベントにしよう!そんなイメージが固まりました。

第四部 会場の感染対策

客席動員数50%以下の壁

政府によるガイドラインにもあるように、
会場内の感染症対策は必須であり、
館内の客席動員数を50%以下にする必要がありました。

そのため、
「出演者1名につき3名までの動員」とし、
「5チーム1ブロックの入れ替え制」で実施することにしました。

※舞台の広さに対し、4㎡を確保できる1チーム30名までとし、出演者、観客、スタッフ合計で最大でも500名を超えない演技順序を組みました。

普段からアシカショーを行なっているらんらんホールでは、予め一列おきに規制線が張られ、ソーシャルディスタンスを保って観劇できるように対策が取られておりました。

GSPでは、予め座席レイアウトを案内し、
客席は3席毎に席を封鎖、
出演者は1人おきに感覚をとり着席をしました。

また、入れ替え時には、座席の消毒を徹底しました。
予めお客様には除菌シートを配布し、退席時に清掃してからの退館を徹底、
出演者席はスタッフが全席清掃しておりました。

座席清掃完了後、次のブロックの方を誘導すると言う流れをとりました。

入館時の対策

・出演者は3日前より検温、健康チェックシートへの記入と提出をお願いしました。
入場時には、出演者と3名までの観客の方と一緒にお越しいただくことで、来場者の確認が取れるよう徹底しました。

・よみうりランド入園時だけでなく、らんらんホール入場時にも検温、手指の消毒をお願いしました。

※ここで大変だったのは、外の気温上昇により、正確な体温が図れなくなってしまったこともありました。。

お待ちいただく列も、ディスタンスラインを引き感覚を開けてお並びいただき、外での熱中症対策としても、ギリギリまで会場付近には止まらず最短時間でお待ちいただくようお願いをしておりました。

暑さ厳しい中、早く中に入っていただきたい気持ちは山々でしたが、、、
定員を超えて入館してしまうとイベントを中止せざるを得ない状況にもなりかねないので、
整列開始時間、受付時間と予めタイムテーブルを共有させていただいておりました。

・退館は別のドアからのご案内で、会場内を一方通行にしました。
皆様には会場の周りをぐるっと一周歩いていただくことになりましたが、他ブロックの方との接触を避けるため、会場内は一方通行とさせていただきました。

 

入場料に配信チケットを!

ライブ配信については、演出面で後述しますね!

ここで、入場料について、正直に申し上げますと……
よみうりランド内の施設であるため、ご来場の皆様には「よみうりランド入園料」と「観覧料」の両方をお支払いいただくことが必須条件となっております。
すなわち、、、出演者の参加費にも「入園料」が必要となるわけです。

今回、入れ替え制を導入したことにより、
客席からご覧いただけるチーム数は少なくなってしまうことから、、、
予め「ライブ配信券」を付けさせていただきました。
当日はお並びいただいている時間や、ご自宅にいる間にも、どこからでも自由にみていただきたい!と思い、会場に来ていただいた方に全員ご覧いただけるようにしました。

なぜ、入園料が必要なのか…と言いますと…
多くの舞台では、この「チケット代」を運営費に充てるわけですが、動員数を減らすと言うことは、収支のバランスが崩れてしまうことは明らかです。
「参加費」を支払っているじゃないか、と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
こういった舞台の運営費用、また今回からは感染症対策にも備品や人員も必要でした。

今後の舞台開催に向けては「クラウドファンディング」をされている方や「スポンサー」を付ける方など様々対策が必要かと思います。

ボランティアだけではその先の継続が無いのです。
子供たちの夢を続けていくには、そのバランスも崩せない、これは大人の課題でした。

第五部 イベントの構成、どうやったら1日楽しめるのか

冒頭でも述べましたが、踊っている子どもたちも、見ているお客様も「楽しんでもらわなければ意味がない!」
でも、我が子を見るだけで終わってほしくない。
同じ思いで頑張っている仲間はたくさんいて、お互いに「チア」しあえる大きなファミリーでいたい…。

いつもは、会場客席からお互いに拍手を送りあうことや、声を掛け合うことでエールを送り合っていましたが、
今回はそれが難しい…!

そこでLIVE配信を通していかに楽しんでもらえるかが課題でした。

LIVE配信

今回初のライブ配信を取り入れました。
チケットをお持ちの方であれば、全国どこからでもご覧いただけるLIVE配信。

演出の面から考えると、
「どうしたら画面越しの皆様も楽しめるのか?」
が課題でした。

最初に思いついたのは「副音声」的な解説。
ドラマなどでもありますね!

子どもたちの今日までの道のりや、普段のクラスの様子、
またチアダンスを見たことがない方も楽しめるような解説を入れたいということでした。

しかしながら、演技は演技で楽しんでもらいたい!真剣に見て欲しい!の思いも相成り、
これは入りはけの時間を中心に盛り込むことに。

また、会場では今回ブロックごとの入れ替え制を取り入れたので、
入れ替え時間20分は、どうしても画面の皆様には無人状態が写ってしまう。。

ではそこを逆に配信ならではの楽しみを取り入れよう!とのことで、
クラス紹介、ドキュメンタリー動画、振付レクチャー、CMのように見れる動画などを盛り込みました。

例えば、
クラスの紹介動画には、
実際にインストラクターから子供達にインタビューをしてみたり
出演できなかったメンバーも一緒に出てもらったりしました!

またインストラクターやアシスタントのメンバーからもメッセージを集め、感謝の思いを伝えさせていただきました。

一つはキャラクター発表もありましたね!

配信ならではのコンテンツを盛り込み、
トータル時間なんと7時間!!

ノンストップでお送り致しました!

本番当日の事件

我々も初めての試みだったLIVE配信。
本番当日、滞りなく出来れば良かったのですが、朝一からトラブル発生……

ネットワーク接続環境のトラブルにより、配信が止まってしまったのです。

お客様からも多数ご連絡をいただき、大変ご迷惑をおかけしました。

撮影配信スタッフの皆様は、あの手この手と解決に向けて動いてくださっていましたが、
午前中の配信ができていない状態となっておりました。
午前中出演の子供たちの出演を楽しみにしてくださっていた皆様には、リアルタイムで見ていただけず申し訳ありませんでした。

このエラーは、回線トラブルだったので、映像はしっかりと残っていたことが幸いし、
後日「再配信」という形で、期間限定で公開させていただきました。

これは自チームのみならず、他のチームの演技も後日ゆっくり見ることができたと有難いお言葉も頂戴いたしました。

実はこの「再配信(アーカイブ配信)」にのチケット販売にはルールがあるようです。
チケット販売業社により異なるかと思いますので、検討されている方はよく確認をされることをお勧めします。

最終部 まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。
いかがでしたか?

最終部は、来場者数などを数字でまとめたいと思います。

来場者数と収容率

今回のイベントの出演者数:342名
来場者数:合計663名
ライブ配信チケット購入者数:100名

スタッフ:42名

<1ブロックあたりの客席動員数(観客席1000席に対する収容率)>
1ブロック:観客数88名、出演者46名(17.6%)
2ブロック:観客者数91名、出演者38名(17.1%)
3ブロック:観客者数83名、出演者36名(16.1%)
4ブロック:観客者数76名、出演者38名(15.6%)
5ブロック:観客者数76名、出演者41名(15.9%)
6ブロック:観客者数96名、出演者51名(18.9%)
7ブロック:観客者数100名、出演者67名(20.9%)
8ブロック:観客者数102名、出演者79名(22.3%)
9ブロック:観客者数56名、出演者81名(17.9%)
10ブロック:観客者数82名、出演者58名(18.2%)
※複数ブロック出演者、観客者を含みます。

皆様のご協力もあり、1ブロックあたりは25%以下の収容数で実施することが可能でした。

今後の実施にあたって

これまでまとめました「作戦」や実際の数字を踏まえ、弊社実施予定の3月の発表会では、以下の改善を検討しております。

LIVE配信ではなく「生で見てもらう時間」を重視。
実は、3月はリアルタイムの配信ではなく、実際に現地で見てもらうことを優先することにしました。
遠方にお住まいのおじいちゃんおばあちゃん、また配信閲覧に不慣れな方も多い中、
やはり「今」しかない子供達の姿をしっかりと見てもらいたいという思いから、撮影は自チームのみとし、現地で見てもらうことを重視した取り組みを行います。

ライブ配信等々の課題は、、実は多々残っています、、、、それについてはいつかまた・・(笑)

収容人数の増設
新型コロナウイルス感染症予防対策として、政府によるガイドラインに則り、開催をしておりますが、こちらも2020年9月より一部緩和されました。
実は収容人数100%以下で開催が可能となりました。
現状は、安全第一に50%以下となるように策を練っておりますが、情勢により、増設可能となったのです。
3月に向けては最新のガイドラインに則り、実施させていただきます。

2日間開催
子供たちの出演は基本的には1日となりますが、イベント自体は2日間で開催することと致しました。
出演しない日、時間は客席から観に来ることも可能!!としました。

感染対策とは別ですが、例年の発表会では終日子供たちは母子分離となり、小さいお子様の体力面で心配される方も多かったのですが、
出演に際し子供たちの拘束時間は1時間程度となるようにさせていただく予定です。

初めてのステージ参加のハードルを少し下げられたかな、、という思いとともに、
2回味わえていたステージで踊ることの楽しさが減ってしまうことは少し寂しい気持ちもありますが、1回に熱い思いをかけてチャレンジしていきたいと思います!

来る2021年3月20,21日のGravis Dance Performance vol.8「Re:RISE」でも、また新たなチャレンジに邁進してまいります!!

ダンススクールの主催者の皆様、エンタメ業界の皆さま、それぞれに日々の活動だけでなくこう言ったイベントには試行錯誤をされていることと思います。
少しでも参考になりましたら幸いです。

Gravis
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