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フリーランスのダンスインストラクターの月収|高額月収の理由とは

2023年1月10日

採用

フリーランスダンスインストラクターの月収

フリーランスでダンスインストラクターをしてみたいけれど、月収がどれくらいなのか心配…。正社員のように基本給がないから、月収が少ないのではないかと不安もある。そんな方もいるでしょう。

そこで今回は、フリーランスのダンスインストラクターの月収について解説します。

月収が高い理由を法律を用いながら解説しているので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスのダンスインストラクターの月収相場

ダンスインストラクターの収入

フリーランスのダンスインストラクターの月収を解説します。

結論から書くと、フリーランスのダンスインストラクターの月収は、一概には言い切れませんが、20万円から70万円です。

フリーランスのダンスインストラクターを本業として、週5日から7日働いているダンスインストラクタや、スクールを掛け持ちして多数レッスンをしているダンスインストラクターであれば、50万円以上の月収も無理ではありません。レッスンを週2~3日しかしていないダンスインストラクターであれば、月収はその分低くなるのです。

まず、1ヶ月あたりのレッスン数で月収が大きく異なるため、フリーランスの月収を一概に言うことはできません。

また、フリーランスの月収は安定しているとは言えず、スクールの経営状況によってはレッスン数を減らされることがあるのです。フリーランスは雇用されている正社員ではないため、人員削減の対象になりやすい傾向にあり、スクールとの委託契約が急に解除されることもあり得ます。

前月が月収が70万円だったのに、当月が20万円に減ることもあるでしょう。

フリーランスのダンスインストラクターの月収が高い理由

ダンスインストラクターの月収

フリーランスのダンスインストラクターの月収は20万円から70万円で、月収額は不安定だと記載しました。70万円は、一般的な職業のなかでは月収は比較的高いと言えます。ここではフリーランスのダンスインストラクターの月収が高い理由について解説します。

主な理由は次の2つです。

  • 労働基準法に関係なく仕事ができるから
  • レッスン単価が高いから

労働基準法に関係なく仕事ができるから

フリーランスのダンスインストラクターの月収が高い理由1つめは、労働基準法に関係なく仕事ができるからです。

労働基準法は、労基(ろうき)と呼ばれ、こちらは労働条件に関する最低基準を定めた法律のことです。この労働基準法第9条には次のように書かれています。

この法律で「労働者」とは、職業の種類を問わず、事業又は事務所(以下「事業」という。)に使用される者で、賃金を支払われる者をいう。

労働基準法での労働者にフリーランスは該当しません。

労働基準法における労働者の判断基準は、「使用従属性」に関する判断基準と、「労働者性」の判断を補強する要素での判断となります。この判断基準を知らなくても、ダンスインストラクターの仕事は問題なく遂行できること、また説明が複雑になることから、詳細説明は割愛しますが、フリーランスは、労働基準法の労働者に該当しないこと、労働基準法が適用されないことを理解しておいてください。

さて、フリーランスは労働基準法が適用されないことがわかりました。労働基準法には、労働時間に関する規定や休日に関する規定が定められています。

労働基準法第32条には次のように記載されています。

使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。
② 使用者は、一週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き一日について八時間を超えて、労働させてはならない。

労働基準法が適用される正社員のダンスインストラクターであれば、1日8時間まで、1週間40時間までが所定労働時間です。

さらに、労働基準法第35条では、次のように規定されています。

使用者は、労働者に対して、毎週少くとも一回の休日を与えなければならない。
② 前項の規定は、四週間を通じ四日以上の休日を与える使用者については適用しない。

正社員ダンスインストラクターであれば、週1回以上または4週間を通じて4日以上の休日が必要で、それ以上働くことは原則としてできません。

このように正社員だと、働く時間に制限があるのです。しかし、フリーランスは労働基準法の制限がないため、いくらでも仕事をすることが可能です。極端な例ですが、1日24時間仕事をすることもできます。

制限なく、いくらでも働くことができるため、月収が高いフリーランスが多いのです。

参考:労働基準法

レッスン単価が高いから

フリーランスのダンスインストラクターの月収が高い理由2つめは、レッスン単価が高いからです。

フリーランスのダンスインストラクターの場合、1回のレッスン単価が2,000円から5,000円ほどが相場です。正社員の場合は、レッスンごとに給与が支払われるわけではありませんが、1回あたりの給料を計算しても、フリーランスのそれよりかは低いことが多いです。

これは、フリーランスのダンスインストラクターが即戦力として採用されているからです。フリーランスの場合は、特技を活かして仕事をしています。スクールから高いダンス指導スキルを認められ、採用されていて、指導業務に特化しているのが特徴です。スクールによってルールは異なりますが、正社員がレッスン以外に事務作業などをするのに対して、フリーランスはレッスン業がメインとなるのです。

レッスン指導に特化したインストラクターであることから、1レッスンあたりの報酬が高額で、高い月収を得やすいのです。

ダンスインストラクターにフリーランスが多い理由

ダンスインストラクター フリーランス

ダンスインストラクター業界は、フリーランスの割合が多いと言えます。その理由を解説します。

  • ダンサーとしての活動がしやすいから
  • 特技を活かして働きやすいから

ダンサーとしての活動がしやすいから

ダンスインストラクターにフリーランスが多い理由1つめは、ダンサーとしての活動がしやすいからです。

現役のダンサーとしてパフォーマンス活動をしながら、ダンスインストラクターとしての仕事をしたい方もたくさんいます。

正社員だと、働く時間が長くなり、ダンサーとしての活動に制限が生じますが、フリーランスの場合は、自分で仕事量を調整ができ、ダンサー業との両立がしやすいのです。

特技を活かして働きやすいから

ダンスインストラクターにフリーランスが多い理由2つめは、特技を活かして働きやすいからです。

正社員のダンスインストラクターの場合は、ダンスレッスン以外の業務をすることがあります。受付事務、売上管理、アルバイト・フリーランススタッフのシフト管理などです。本部と連絡を取り合って仕事をすることもあるでしょう。

フリーランスの場合は、先述したように得意分野を活かして仕事をすることができ、ダンスレッスンのみを業務とすることがほとんどです。

「事務作業は得意ではないけれど、ダンスは好きなのでレッスン指導をしたい」という人でも働きやすいのが、フリーランスの特徴です。

フリーランスは給与明細がもらえない?請求書を作るってどういうこと?

ダンスインストラクターになりたい人

フリーランスのダンスインストラクターは、給与明細がもらえない、請求書を発行しないといけないと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。フリーランスは面倒な印象もあるかもしれません。

そこで、ここではフリーランスの給与明細や請求書について解説します。

フリーランスは給与明細がもらえない

フリーランスは、正社員とは異なります。正社員の場合は、雇用契約を締結して仕事をしますが、フリーランスは個人事業主として業務委託契約です。この契約の違いから、一般的にフリーランスの給料は報酬と呼ばれます。

正社員であれば、給与振り込み時に給与明細がもらえますが、フリーランスの場合は、給与明細はないのです。

スクールによっては、事前に振込明細を提示することがあります。フリーランスでも給与明細に相当するものがもらえる可能性もありますが、ないことがほとんどです。

しかし、これではフリーランスの報酬の内訳がわかりません。そこで必要になるのが請求書です。

フリーランスは請求書を発行する必要がある

フリーランスのダンスインストラクターは原則として請求書を発行します。締め日までに遂行した業務の報酬を計算して、スクールに請求書を提出するのです。この請求書にもとづいてスクールはフリーランスのダンスインストラクターに報酬を支払います。

請求書は5年間の保管が必要で、ペーパーベースではなく、データで保管することをおすすめします。

 

フリーランスは個人事業主であるため、レッスン業とは別に経理作業が発生します。帳簿作成は必須です。請求書を発行したタイミング、報酬が振り込まれたタイミングなど、取引が発生したごとに仕訳けをして帳簿を記入する必要があるのです。

さらに、フリーランスのダンスインストラクターの場合は、一定額以上の報酬を得ている場合は、確定申告が必要です。

このようにフリーランスは個人事業主としての事務作業が発生するのが特徴です。正社員のように経理部や人事部が管理してくれることはありません。

請求書の発行の方法はスクールに確認をしましょう。スクールが独自の請求書フォーマットを用意していることもあります。請求書を発行を失念すると、報酬の振り込みが遅延することもあるので、ご注意ください。請求書の発行の管理もフリーランスの仕事の1つです。

参考:国税庁「所得税の確定申告」

Gravis(グラヴィス)のインストラクターになるには?

チアダンス経験があり、インストラクター業に興味があるものの、「ブランクがある」「指導経験がない」と一歩踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか?

しかし、そのような不安があっても、Gravisのインストラクターを目指すことはできます!

Gravisでは、入社した社員向けに、手厚い教育・研修プログラムを用意しており、必要なスキルを身に着けて、いち早く現場で活躍することが可能です。

キッズダンスのインストラクターを目指す方は、まずはお気軽に説明会や選考会にエントリーしてみてください。

Gravis(グラヴィス)のインストラクター求人内容

Gravisのキッズダンススクールで働きたいと考えいる方であれば、勤務地や時間、休暇や福利厚生などが気になるはずです。

続いては、Gravisのインストラクターの求人内容についてご紹介していきます。

業種と仕事内容

①総合職(インストラクター兼務)

マーケティングや広報、事業企画と⾏った事業全般に関わる業務

入社当初はチアダンスのインストラクターを行いながら、広報・マーケティング・新規事業など適性を見ながらインストラクター業務以外も幅広く経験していただきます。

②インストラクター専門職

インストラクターを中⼼とした業務

インストラクター以外にはレッスンに関わる顧客管理やイベント企画・運営などいずれも、インストラクターに付随する業務中心になります。

③【New】競技選手コース

競技選⼿としてRegina(社会⼈チーム)へ所属し大会へ出場する

通常業務は、インストラクター及びチアダンススクール運営に関わる業務を行います。

選手としての練習は、勤務時間外で練習時間を設ける形ではなく、基本的に勤務時間内に行うことが特徴です。

社会人になってもチアを続けたい!という声が形となりました。

社会人になっても、仕事とチアダンスどちらもやりたい人の夢を叶えた働き方が実現できます!

勤務時間

Gravisのインストラクターの勤務時間は、9:00〜22:00(お昼休憩1時間)の中で実働8時間です。

レッスンは、平日ですと夕方以降(16時〜19時)、休日は日中(09時〜17時)がピークタイムとなります。

入社当初は、担当のレッスン時間に合わせて、先輩がシフトとして働く時間や働き方をフォローしてくれるので安心です。

役職によっては、フレックス制としてコアタイム(=レッスン)以外は自分自身で働く時間を決められます。

休日休暇

Gravisのインストラクターの休日休暇は、完全週休2日のシフト制です。

その他にも、GW、夏季休暇、年末年始休暇、年次有給休暇、年末年始休暇、慶弔休暇、産前産後育児休暇などの休暇が用意されています。

インストラクターと聞くと業務委託や派遣などの雇用形態が一般的ですが、Gravisでは正社員として働けるため、休暇を上手く使いながらプライベートな時間を充実させることができます。

勤務地

Gravisのインストラクターの勤務地は、基本的にオフィスのある東京都町田市(小田急線 鶴川駅から徒歩3分)です。

ただし、出社義務はないため、任されたGravisの各店舗へ直行直帰でも問題なし!

今では、インストラクター以外の業務は、自宅でリモートワーク行うスタッフも多く、働きやすい環境になっています。

Gravisの教室は、東京・神奈川を中心に約50拠点で、人員状況に応じて担当する教室が変動します。

Gravisの店舗一覧が知りたい方は、こちらを参考にしてみてください!

福利厚生や待遇

Gravisの正社員になると、各種社会保険完備、交通費全額支給の他に、定例制度化はしていませんが「社員旅行」なども開催されます。

Gravisでは「チャレンジする人を増やす」をコンセプトに、常識にとらわれず様々なことにチャレンジしている会社です。

そのため、これから新しく福利厚生ができるなんてこともあるかもしれません!

福利厚生や待遇については以下の通りです。

・社会保険、労働保険完備
・ウエア・シューズなどの提供
・フレックスタイム制(※レッスン中心に設計する)
・家賃借り上げ制度
・通勤・移動手当支給
・PC/Apple Watch貸与
・リモートワーク推奨
・社員旅行有り

各種研修制度

Gravisのインストラクターには、以下の各種教育制度が用意されています。

・インストラクター研修
・PC研修
・チームビルディング研修


専門知識のある上司・先輩社員がマンツーマンで指導に当たるため、実際の業務をこなしながらスピーディーに成長できます。

インストラクターとして働き始めてからも、定期的に研修が受けられるので、自己スキルを磨き、着実に成長することが可能です。

技術的な研修の他にも、専門家指導の下、内面に働きかける研修もあるため、心身ともにスキルUPが目指せます。

Gravis(グラヴィス)インストラクターの給与事情

給料

Gravisのインストラクターを目指す方にとって気になる給与事情。

ここでは、月収やボーナスなどについて赤裸々にご紹介していきます。

月収

Gravisのインストラクターは、初任給(月給)で、220,000円〜250,000円 です。

ご自身の経験や、役職、年齢、勤務年数などによって変動します。

新卒者も⼀律ではなく入社時の能力で評価するのが特徴です!

昇給・賞与

Gravisのインストラクターのボーナスは、年2回・1.5か月~が支給されています!

通常、大手企業の正社員インストラクターであっても、ボーナスは「年1回」という企業が一般的です。

Gravisのインストラクターに向いている人の特徴

Gravisだけでなくキッズ向けのダンスインストラクター全般で考えると「体を動かすことが好きな人」「子どもと触れ合うことが好きな人」「人に教えることが得意な人」が向いている仕事です。

では、Gravisのインストラクターには、どのような人が向いているのでしょうか?

詳しく見ていきましょう!

チャレンジし続けられる人【自分で考えて行動する人】

Gravisでは、「チャレンジする⼈を増やす」ことをミッションに掲げている企業です。

⾃分で考え⾏動する人の育成に力点を置き、従来のチアダンススクールとは⼀線を画した育成⽅針を実践することで、チアダンスの変革に取り組んでいます。

そんな思いに共感し、新しいアウトプットを生み出してくれる方にぜひ仲間になって欲しいです。

チームで成果が出せる人、出そうとする人

チームに貢献してくれる人の特徴は3つあります。

①他者の意⾒を素直に聞き⼊れ、⾃分⾃⾝に⽣かすことが出来る⼈
②仲間を理解し⽬標に向けて切磋琢磨できる⼈
③⼈の⼼を動かすパワーと⾏動⼒を持つ⼈

素直さ、協調性、情熱を持ち、チームワークを大切に行動できる方はGravisで活躍できます!
もっとGravisについて知りたい!という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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まとめ

フリーランスのダンスインストラクターの月収について解説しました。

月収はスクールによって差があり、さらに仕事の頻度によっても異なりますが、20万円から70万円が相場です。

フリーランスのダンスインストラクターの月収が高い理由は次の2つ。

  • 労働基準法に関係なく仕事ができるから
  • レッスン単価が高いから

月収が高いので魅力的に感じる人もいるかもしれませんが、フリーランスの月収は不安定です。さらに請求書発行、帳簿管理、確定申告など個人事業主としての作業も必要なので、負担もあります。

正社員とフリーランスで悩んでいる方は双方のメリット・デメリットを熟考した上で、判断しましょう。

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