2020年5月より、Gravis Dance Team Regina 3期スタート

2020年5月、Gravis Dance Team Regina 3期スタート

3期は新型コロナウィルスの影響によりオンライン練習からスタートしました。

初めましてのメンバーもいる中、直接顔を合わせずに練習を進めることには様々な難しさを感じました。

個人的に感じたことは、気になることがあった時、オフラインだとすぐ隣にいるメンバーに聞くことができるのに対し、オンラインだと練習の流れを止めて全体に発信することになるので、少し気になってもなかなか言い出せず、その場で飲み込むことが多かったなぁと思います。

さらに、同じ場にいれば「なんとなく」で察することができるメンバーのちょっとした気持ちや雰囲気がオンラインではほとんど伝わらず、まだ関係性の構築もままならない中で余計に意思疎通がしにくい状況にありました。

そのほか物理的な面では電波が悪くアプリが落ち突然消えるメンバーがいたり、音が遅れ気付いたら他のみんなと違うことをしていたり、、笑

オンライン練習においては、今までの練習では起こらないような問題に直面しました。

そのような中でも、「コミュニケーションタイム」というゲームやお喋りをする場を設けたり、オンライン特有の練習内でのルールを決めたりと、試行錯誤しながら徐々に環境を改善していきました。また、どうしても家の中でのメニューが多く体力不足になりがちであった為、少しずつランニングや縄跳びなどの外でできるメニューも増やしていきました。

そして、ようやくオフラインでの練習がスタートできたのが6月末。

やはり顔を合わせて同じ場所で踊れること、メンバーとたわいもない会話を出来ることはとても嬉しく、改めてオフラインの良さを実感しました。

しかしこの時点でGSPまであと約1ヶ月、ここから怒涛の振り入れ、合わせが始まりました。

Gravis Summer Party2020に出演

今回、久しぶりに観客の前で踊ることができる！とワクワクしながらこの出演が決まりました。

年度末にあったUSA Nationalsに出場予定でしたが、コロナウィルスの影響で中止となり、そこからはなかなか踊る場がなく、いつ人前で演技できるのか見通しもつかず、不安でもありました。

そんな中、Gravis Summer Party2020を開催するとなり、とても嬉しかったことを覚えています。

振り入れが始まり、久しぶりのダンス！みんなとにかく”楽しい”という気持ちでいっぱいでした。

本番も観客の前で踊れる楽しさやみんなで久しぶりに舞台に立てる嬉しさなど様々な気持ちで胸がいっぱいでした。

そしてReginaはスタッフとしても公演に携わり、本番を作り上げるまでにたくさんのスタッフの方々が関わり出来上がっていく姿や、子どもたちが久しぶりに踊る舞台できらきらに輝く姿、それを応援する保護者の姿…

いろいろな人に支えられ、舞台が成り立っているんだなと感じました。

全ての演目終了後、今回ティシャツのデザインを考えてくださった、株式会社クラウドボックスさんに向け、感謝の気持ちを演技に込めて踊りました。

踊る前は踊った後にこんなにも幸せな気持ちになるとは思っていませんでした。

私たちが応援、感謝を伝えようと思っていたのに、観てくれていたクラウドボックスさんの方々が笑顔で手拍子で応援してくれていて、その姿に私たちがとてもパワーをもらっていました。初めて大勢ではなく、目の前の人だけに踊るということをして、言葉では表しきれない感情でいっぱいでした。

今回Gravis Summer Partyを通して、この楽しいという初心の気持ちや

踊れる環境があること、たくさんの支えがあってイベントや大会が開催されることなど全てが当たり前ではないと改めて感じたことは絶対に忘れてはいけないと思いました。

この先どんなことがあるかわからないからこそ、一瞬一瞬を大切にして、毎回悔いの残らない練習やミーティングをしていくべきだなと思いました。