
ダンスインストラクターを目指す人や、スキルを形として残したいダンサーにとって、資格は大きな武器になります。
「興味はあるけど、自分のレベルでどれを選べばいい?」
「キッズ向けの資格って実際どう違うの?」
「オンラインで取れるものは便利だけど、信頼性は?」
そんな疑問に応えるために、今回は“目的別”に資格を細かく整理しました。
初心者向け/経験者向け/キッズダンス向け/オンラインで取れるものまで、幅広く紹介します。
目次
初心者向け資格

「ダンスは好きだけど経歴に自信はない…」「少しでも安心材料が欲しい」
そんな人にぴったりなのが初心者向けの資格です。
ここで紹介するものは、ダンス未経験〜経験浅めでも受けやすく、指導の基礎をしっかり学べるのが魅力。
インストラクターを目指す最初の一歩として、多くの人が選んでいます。
JDAC認定ダンス指導員 初級
JDAC(一般社団法人 日本ストリートダンス協会)が主催する、教育分野でも活かせる王道資格。
ダンスの基本動作の理解から、指導方法など、初心者でも学びやすい内容が中心になっています。
16歳から取得できる永久資格です。
試験がなく、研修会を受講することで取得できるのも魅力です。
エイベックス・ストリートダンス検定 6級
avexが主催するダンス検定は、全国的に知名度が高い資格。
6級は初心者用とされており、経験が浅い人でもチャレンジしやすいのがポイントです。
誰でも無料で受験できます。
HIPHOPとJAZZで試験が分けられていることや、検定形式で合否が出ることも魅力。
「得意なジャンルで挑戦したい」「自分の実力がどのくらいか知りたい」という人にぴったりです。
経験者向け資格

ダンス経験が3年以上ある、イベント出演経験がある、レッスンを受け続けてきた——そんな経験者には、一段上の専門性が求められます。
経験者向けの資格は、指導技術だけでなく、ダンサーとしての総合力や身体知識が求められ、インストラクター採用でも評価されやすいのがポイント。
キャリアとしてダンスを続けていきたい人に強くおすすめできます。
JDAC準1級・1級・認定ダンス指導士(創設予定)
JDACの上位資格は、教育現場や公共施設、地域のダンス教室など、幅広い場で“専門性を持つ指導者”として活動できるのが特徴。
ダンサーやインストラクターなど、実技指導がメインの内容で、より実践的な内容が求められます。
準1級と1級は、課題曲と自由曲による実技試験に合格する必要があります。
認定ダンス指導士は、技能だけでなく、面接試験にも合格する必要があり、最上位の資格となっています。
エイベックス・ストリートダンス検定 アドバンス
エイベックス・ストリートダンス検定の上位資格として、6〜1級の上にアドバンスという級が存在します。
ダンスの基礎をマスターしたうえで、ソロパフォーマンスの表現力・創造力・個性を評価される必要があります。
インストラクター採用の際に「どんなレベルのダンスができるのか」を伝えやすく、信頼材料になる資格です。
また、アドバンスを取得していると、avex関連の講座参加やイベント出演の幅も広がるのがメリットです。
キッズダンス向け資格

キッズダンスは、大人への指導とは、求められるスキルが異なります。
子どもの成長段階や心理的な関わり方、安全管理、遊びの要素を取り入れた指導など、専門的な知識が欠かせません。
ここでは、キッズクラスを担当したい人向けの“子ども特化型”資格を紹介します。
JDAC認定 こどもダンス指導士
就学前のこどもへの指導に焦点を置いた、人気のキッズ向け資格。
特に、姿勢の発達・運動の段階・集中力を保つレッスン構成など、“子どもが楽しく安全に踊れる仕組み”を学べるのが大きな強みです。
キッズクラスの増加に伴い、この資格を持つインストラクターはスタジオからの信頼度も高め。
キッズ専門として働きたい人には特におすすめです。
公益財団法人ライフスポーツ財団認定 キッズスポーツインストラクター
この資格はダンス専門ではなく、子どもの運動能力全般の発達をサポートするもの。
体の動かし方、運動遊び、基礎体力の向上など、さまざまな運動指導に対応できるようになります。
キッズダンスだけでなく、体操やスポーツ系クラスと併せて活動したい人、運動の基礎知識をしっかり持っておきたい人にとても相性の良い資格です。
オンラインで取れる資格

「忙しくて日程が合わない」「近くに開催地がない」
そんな人でも取りやすいのがオンライン取得型の資格です。
移動なし・自宅で学べるため、社会人や地方在住のインストラクター志望者に人気が急増しています。
JDAC ダンス教育指導士・認定ダンス指導員準1級・1級
これらの試験は、Zoomを使用したオンライン試験も開催されています。
認定ダンス指導員については先程ご紹介しましたが、JDAC資格シリーズのなかでも実技指導がメインの上位資格です。
一方、ダンス教育指導士は、ダンスと教育、両面での指導力を評価する資格です。
教員・学生・教育機関で指導したい方などが多く取得しています。
JDACのホームページで日程等の詳細が公開されるので、チェックしておきましょう。
エイベックス・ストリートダンス検定
avexの検定は動画提出で受験できるため、全国どこからでも挑戦可能。
スタジオに通いづらい人でも、自分のスキルをしっかり証明できます。
また、オンラインだからと言って評価が甘くなるわけではなく、固定された基準でしっかり審査されるため信頼性も高いのがポイント。
ベーシック〜アドバンスまで一貫してオンライン受験できるのも魅力です。
Gravis(グラヴィス)のインストラクターになるには?

チアダンス経験があり、インストラクター業に興味があるものの、「ブランクがある」「指導経験がない」と一歩踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか?
しかし、そのような不安があっても、Gravisのインストラクターを目指すことはできます!
Gravisでは、入社した社員向けに、手厚い教育・研修プログラムを用意しており、必要なスキルを身に着けて、いち早く現場で活躍することが可能です。
キッズダンスのインストラクターを目指す方は、まずはお気軽に説明会や選考会にエントリーしてみてください。
Gravis(グラヴィス)のインストラクター求人内容

Gravisのキッズダンススクールで働きたいと考えいる方であれば、勤務地や時間、休暇や福利厚生などが気になるはずです。
続いては、Gravisのインストラクターの求人内容についてご紹介していきます。
業種と仕事内容
①総合職(インストラクター兼務)
マーケティングや広報、事業企画と⾏った事業全般に関わる業務
入社当初はチアダンスのインストラクターを行いながら、広報・マーケティング・新規事業など適性を見ながらインストラクター業務以外も幅広く経験していただきます。
②インストラクター専門職
インストラクターを中⼼とした業務
インストラクター以外にはレッスンに関わる顧客管理やイベント企画・運営などいずれも、インストラクターに付随する業務中心になります。
③【New】競技選手コース
競技選⼿としてRegina(社会⼈チーム)へ所属し大会へ出場する
通常業務は、インストラクター及びチアダンススクール運営に関わる業務を行います。
選手としての練習は、勤務時間外で練習時間を設ける形ではなく、基本的に勤務時間内に行うことが特徴です。
社会人になってもチアを続けたい!という声が形となりました。
社会人になっても、仕事とチアダンスどちらもやりたい人の夢を叶えた働き方が実現できます!
勤務時間
Gravisのインストラクターの勤務時間は、9:00〜22:00(お昼休憩1時間)の中で実働8時間です。
レッスンは、平日ですと夕方以降(16時〜19時)、休日は日中(09時〜17時)がピークタイムとなります。
入社当初は、担当のレッスン時間に合わせて、先輩がシフトとして働く時間や働き方をフォローしてくれるので安心です。
役職によっては、フレックス制としてコアタイム(=レッスン)以外は自分自身で働く時間を決められます。
休日休暇
Gravisのインストラクターの休日休暇は、完全週休2日のシフト制です。
その他にも、GW、夏季休暇、年末年始休暇、年次有給休暇、年末年始休暇、慶弔休暇、産前産後育児休暇などの休暇が用意されています。
インストラクターと聞くと業務委託や派遣などの雇用形態が一般的ですが、Gravisでは正社員として働けるため、休暇を上手く使いながらプライベートな時間を充実させることができます。
勤務地
Gravisのインストラクターの勤務地は、基本的にオフィスのある東京都町田市(小田急線 鶴川駅から徒歩3分)です。
ただし、出社義務はないため、任されたGravisの各教室へ直行直帰でも問題なし!
今では、インストラクター以外の業務は、自宅でリモートワーク行うスタッフも多く、働きやすい環境になっています。
Gravisの教室は、東京・神奈川を中心に150拠点以上で、人員状況に応じて担当する教室が変動します。
Gravisの教室一覧が知りたい方は、こちらを参考にしてみてください!
福利厚生や待遇
Gravisの正社員になると、各種社会保険完備、交通費全額支給の他に、定例制度化はしていませんが「社員旅行」なども開催されます。
Gravisでは「チャレンジする人を増やす」をコンセプトに、常識にとらわれず様々なことにチャレンジしている会社です。
そのため、これから新しく福利厚生ができるなんてこともあるかもしれません!
福利厚生や待遇については以下の通りです。
・ウエア・シューズなどの提供
・フレックスタイム制(※レッスン中心に設計する)
・家賃借り上げ制度
・通勤・移動手当支給
・PC貸与
・リモートワーク推奨
・社員旅行有り
各種研修制度
Gravisのインストラクターには、以下の各種教育制度が用意されています。
・PC研修
・チームビルディング研修
専門知識のある上司・先輩社員がマンツーマンで指導に当たるため、実際の業務をこなしながらスピーディーに成長できます。
インストラクターとして働き始めてからも、定期的に研修が受けられるので、自己スキルを磨き、着実に成長することが可能です。
技術的な研修の他にも、専門家指導の下、内面に働きかける研修もあるため、心身ともにスキルUPが目指せます。
Gravis(グラヴィス)インストラクターの給与事情

Gravisのインストラクターを目指す方にとって気になる給与事情。
ここでは、月収やボーナスなどについて赤裸々にご紹介していきます。
月収
Gravisのインストラクターは、初任給(月給)で、220,000円〜250,000円 です。
ご自身の経験や、役職、年齢、勤務年数などによって変動します。
新卒者も⼀律ではなく入社時の能力で評価するのが特徴です!
昇給・賞与
Gravisのインストラクターのボーナスは、年2回・1.5か月~が支給されています!
通常、大手企業の正社員インストラクターであっても、ボーナスは「年1回」という企業が一般的です。
Gravisのインストラクターに向いている人の特徴

Gravisだけでなくキッズ向けのダンスインストラクター全般で考えると「体を動かすことが好きな人」「子どもと触れ合うことが好きな人」「人に教えることが得意な人」が向いている仕事です。
では、Gravisのインストラクターには、どのような人が向いているのでしょうか?
詳しく見ていきましょう!
チャレンジし続けられる人【自分で考えて行動する人】
Gravisでは、「チャレンジする⼈を増やす」ことをミッションに掲げている企業です。
⾃分で考え⾏動する人の育成に力点を置き、従来のチアダンススクールとは⼀線を画した育成⽅針を実践することで、チアダンスの変革に取り組んでいます。
そんな思いに共感し、新しいアウトプットを生み出してくれる方にぜひ仲間になって欲しいです。
チームで成果が出せる人、出そうとする人
チームに貢献してくれる人の特徴は3つあります。
②仲間を理解し⽬標に向けて切磋琢磨できる⼈
③⼈の⼼を動かすパワーと⾏動⼒を持つ⼈
素直さ、協調性、情熱を持ち、チームワークを大切に行動できる方はGravisで活躍できます!
もっとGravisについて知りたい!という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
業務委託インストラクター募集
アルバイト募集
インターンシップ募集
Gravis公式サイト
まとめ

ダンスの資格は、
・初心者向けで安心感を持ちたい
・経験者向けでスキルの証明をしたい
・キッズクラスを専門にしたい
・オンラインで効率良く取りたい
など、目的によって最適なものが変わります。
資格は「なくても教えられる」ものではありますが、持っていることで
・採用に有利
・生徒や保護者からの信頼につながる
・自分の指導の軸ができる
というメリットがたくさんあります。
気になった資格があれば、ぜひ公式サイトで受講内容やスケジュールをチェックしてみてください。
自分のレベルや将来像に合った資格から挑戦することで、インストラクターとしての第一歩がぐっと踏み出しやすくなります!
【関連記事】
ダンスインストラクターになる前に知っておきたい!現場のリアルな本音と必要な心構え
ダンスインストラクターが抱えやすい悩み&対処法3選!
ダンスインストラクターの給料事情を解説!安心して長く続けられるコツ






