JCDAインストラクターを目指しているみなさん、こんにちは!
チアダンスのインストラクターになりたいけど、実際どんな仕事?どんな思いで教えているの?
そんな疑問に応えるべく、今回は現役JCDAインストラクターのブログからリアルな声を集めました。
JCDAインストラクターになったきっかけ、指導のやりがいや悩みまで、これからJCDAインストラクターを目指すみなさんの励みになるようなエピソードがたくさん集まりました。
きっとこれからインストラクターを目指すみなさんの道しるべになるはずです♪
目次
JCDAインストラクターとは?
JCDAインストラクターとは、一般社団法人日本チアダンス協会(JCDA)が認定するインストラクター資格です。
チアダンスのインストラクターを目指している方には必見の資格となっているので、団体の概要から資格の取り方、活用方法までご紹介します!
JCDAとは?
JCDA(日本チアダンス協会)は、チアダンスの普及と発展を目的とした団体です。
チアダンスの全国大会や指導者育成など、幅広い活動を行っています。
初心者からプロレベルまで、多くのチアダンサーの活動を支える存在です!
どうやったらJCDAインストラクターになれるの?
JCDAの公認インストラクターになるには、オーディションを受けて合格する必要があります。
試験項目は、①ダンステクニック②指導力チェック③面接です。
応募資格を満たしていれば誰でも参加可能となっているので、ぜひ挑戦してみてください!
オーディション情報の詳細はHPからご確認ください。
JCDAインストラクターになるとできること
JCDAインストラクターになると、主に以下の4つのことができるようになります。
①JCDA主催の大会にチームを出場させられる
②JCDAの講習会・研修会に参加できる
③JCDAイベントのサポート・スタッフ活動ができる
④インストラクターとして公式登録・紹介される
信頼度が上がるだけではなく、指導者としての幅が広がってさらなるステップアップが望めることが分かりますね。
JCDAインストラクターになる前はどんなことをしていた?
JCDAインストラクターを務めている方々の経歴は多様です。
チアダンスに出会ってからそのままインストラクターになった方や、他の職業を経験したうえでインストラクターになることを決めた方まで様々な方がいます。
実際に、JCDAインストラクターになる前はどんなことをしていたのか見ていきましょう!
高校・大学の部活でチアダンス
高校や大学の部活でチアダンスに出会ったというインストラクターは非常に多いです。
高校生や大学生にとって、指導者というのは憧れの存在ですよね。
部活でチアダンスに懸命に取り組む中で、そんな指導者のようにチアダンスの楽しさをもっと広げたいという思いが募って、インストラクターを目指したという声があります。
チアダンスインストラクター
JCDA公認インストラクターになる前からチアダンスインストラクターを務めていたという方。
指導者としてのレベルアップを望んで、JCDAインストラクターを目指したそうです。
生徒たちの成長を目の前にする存在として、インストラクター自らが学び続ける姿勢は素晴らしいですね!
(引用元:インストラクター紹介Vol.21 – JCDA STAFF BLOG)
保育士
保育士としてのキャリアをお持ちの方もいます。
子ども相手の仕事をしていたからこそ、指導にあたる時に効果的な声かけができるのかもしれません。
一見関係なさそうな職歴も、チアダンスのインストラクターとして現場に出てみると、その経験が大いに役立つということもあります。
(引用元:インストラクター紹介vol.34 – JCDA STAFF BLOG)
エアロビクスのインストラクター
インストラクターといっても、チアダンスではなくエアロビクスのインストラクターだったという方も。
エアロビクスダンスの一環としてポンポンを持って踊る指導をしたことがきっかけで、チアダンスにも興味が湧いたそうです。
同じダンスでも、きっかけがないとなかなか他のジャンルに挑戦する機会はありません。
ちょっとしたきっかけからJCDA公認インストラクターになってしまうなんて、素晴らしい好奇心・探求心ですね!
(引用元:インストラクター紹介vol.32 – JCDA STAFF BLOG)
企業の営業マン
大学でチアダンスに没頭したのち、現役でチアダンサーをしながら広告代理店に就職して営業マンとして勤めていたという方もいます。
チアダンサーとしては全米選手権への出場経験もあるそうで、仕事をしながらチアダンスの選手としての活動をするのは非常にハードだったのではないでしょうか・・・。
ハードな生活も乗り越えられてしまうほどの、チアダンスへの愛が感じられますね♪
(引用元:インストラクター紹介 Vol.13 – JCDA STAFF BLOG)
どうしてJCDAインストラクターになったの?
チアダンスとの出会いもインストラクターを目指すようになったきっかけも、人それぞれです。
そこで、現役JCDAインストラクターはどんなきっかけでインストラクターを目指すようになったのかご紹介します!
大学でチアダンスに出会った
前の話題でも取り上げた通り、大学でチアダンスに出会ってそこからチアダンスの虜になったという方は非常に多いです。
インストラクターオーディションに受かるのは幼少期からチアダンスを続けてきた人ばかりでしょ・・・と心配している方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません!
社会人になってから始めた方や出産後に始めた方までいらっしゃいます。
熱を持ってチアダンスの指導にあたることができれば、チアダンスを始めた年齢なんて関係ありませんよ♪
部活の顧問の先生に勧められて
高校時代に、部活の顧問の先生に勧められてインストラクターを目指すようになった方もいます。
元々は全く違う業種を目指していたそうですよ。
全く別の業種を目指していたところからインストラクターを目指して、JCDA公認インストラクター資格まで取ってしまうなんて素晴らしいですね!
(引用元:インストラクター紹介vol.29 – JCDA STAFF BLOG)
一度はチアを離れたけれど・・・インストラクターに挑戦!
大学時代にチアダンスに触れる機会があったものの、大学卒業後はダンスから離れた生活を送っていたという方。
やっぱり大好きなダンスをしたい!ダンスを仕事にしてみたい!と思い、チアダンスのインストラクターを目指し始めたそうです。
離れてみてダンスへの愛を再認識して、そして仕事にまでするなんて素敵ですね♪
(引用元:インストラクター紹介vol.30 – JCDA STAFF BLOG)
JCDAインストラクターとしてどんな活動をしているの?
JCDAインストラクターは、チアダンス業界の様々な場面で活躍しています。
どんな立場や役割を担っているのかご紹介します♪
クラブチームやカルチャーセンターでの指導
皆さんのご想像の通りのインストラクターとしてのメインの仕事です。
クラブチームやカルチャーセンター、その他様々なスタジオでチアダンスのクラスを担当して指導をしています。
子どもからシニアまで幅広い年齢層がチアダンスの教室に通っています!
現役チアリーダー
インストラクターと現役のチアリーダーとしての活動を両立することもできます。
JCDAにはTeam JCDAというチームがあり、公認インストラクターがパフォーマンスやチアダンスの普及活動を行なっています。
チアダンス以外のスポーツや伝統文化とのコラボレーションステージを実施することもあるそうなので、活動や表現の幅がぐんと広がりそうです!
大会審査員
JCDAインストラクターの中には、大会で審査員として活動する人もいます。
演技の技術・表現力・チームワークなど、多角的な視点で採点を行います。
インストラクターとしての信頼があるからこそできるお仕事ですね。
指導者向けの指導
JCDAでは指導者向けの講座を実施してますが、その指導にあたるのはJCDAインストラクターの役割です。
指導者の育成は、JCDAの役割の一つであるチアダンスの普及に大きく寄与する活動です。
指導者への指導は、自分自身が指導への深い理解と多くの実践経験がないとできないことで、難しい一方で非常にやりがいのある仕事なのではないでしょうか!
インストラクターとして活動していて大変なこと
インストラクターの仕事はやりがいがある一方で、体力や時間の使い方に工夫が必要な面もあります。
ここでは、特に多くのインストラクターが感じる大変なことを3つご紹介します。
身体が資本
ダンスの指導は常に体を使う仕事です。
毎日のレッスンや振付の確認で、体への負担は想像以上です。
怪我をしたり体調を崩してしまっては、仕事ができなくなってしまいます。
なので、徹底したストレッチや体調管理が欠かせません。
休みがイレギュラー
レッスンやイベントは土日や祝日に多く、平日にしか休めないこともしばしば。
友人や家族との予定が合わず、なかなか出かける計画が立てられずに悩むインストラクターは多いです。
大会・イベント運営に携わる
生徒の出演する大会やイベントでは、裏方としての仕事も発生します。
スケジュール調整・会場対応・当日のサポートなど業務は多岐にわたります。
ですが、生徒の晴れ舞台を支える喜びは大きなモチベーションになりますよ!
インストラクターとしてやりがいを感じた瞬間
大変なことも多いですが、一方で大きなやりがいもあります!
やっていてよかった!と思える瞬間があるからこそ、続けたいと思うものです。
ここでは、実際にJCDAインストラクターがどんなところにやりがいを感じているのかご紹介します!
チアダンスの技術向上を手助けできた時
ある技がうまくできない生徒に対して少しアドバイスをしたら、嘘のように綺麗にその技ができるようになったんだそう。
そんな姿を見て、インストラクター自身もすごく嬉しかったそうです。
チアダンスの楽しさを伝えたいという思いでインストラクターになり、その楽しさが伝わってどんどん上手くなる生徒を見たら、感慨深くなりますね。
(引用元:インストラクター紹介Vol.18 – JCDA STAFF BLOG)
子どもの成長を感じた時
チアダンス以外の部分で子どもの成長を感じることもあるそうです。
人間力が身につくと言われているチアダンスですが、それはインストラクターの教え方次第という側面があります。
チアダンスの指導を通じて、積極的に挨拶をするようになったり思いやりの心を持つようになったりすると、嬉しくなりますし自分の指導にも自信が持てますね。
(引用元:インストラクター紹介Vol.22 – JCDA STAFF BLOG)
保護者から感謝の言葉をもらった時
子どもを指導していると、保護者から感謝の言葉をもらうこともあるそうです。
ある方は、小学校低学年の女の子の保護者から「飽き性の娘がこんなに夢中になれたのは初めて!」というお手紙をもらったそうです。
自分の指導で子どもが初めて真剣に取り組めるものを見つけられたと思ったら、やりがいを感じるし、これからの励みになりますね!
(引用元:インストラクター紹介Vol.21 – JCDA STAFF BLOG)
プライベートとの両立
インストラクターとして活動しながらプライベートも充実させたいものですが、実際にできるのだろうか・・・というお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実際、両立は可能です!
JCDAインストラクターの中にも、様々なライフイベントを乗り越えてきたインストラクターがいます。
体験談を踏まえながらご紹介します!
出産
出産後もインストラクター活動を続けている例があります。
出産しても、家族の協力を得ながら出産前と変わらずレッスンを続けているそうです。
家族が仕事への理解を示してくれることは、大きな支えになりますね。
むしろ、出産をしたことで生徒たちの姿がより愛おしく見えるようになったそうですよ!
(引用元:インストラクター紹介Vol.20 – JCDA STAFF BLOG)
子育て
3人のお子さんを育てながらインストラクターを続けている方は、優先順位をつけることを意識して業務に取り組んでいるそうです。
また、家族・子どもと仕事の板挟みにならないよう、無理せず仕事を断る勇気を持つことを大事にしているインストラクターもいます。
子育てというライフイベントに直面して、仕事への向き合い方が変わり、より一つ一つに誠心誠意取り組めるような工夫をするようになったインストラクターが多いようですね。
JCDAには子育てと仕事を両立しているインストラクターがたくさんいるそうなので、先輩ママさんからアドバイスをもらうことができるそうです。
実際に子育てと仕事を両立しているお手本がいると思うと心強いですね!
(引用元:インストラクター紹介vol.30 – JCDA STAFF BLOG、インストラクター紹介vol.28 – JCDA STAFF BLOG)
まとめ
チアダンスを「教える」「広める」プロとして幅広く活躍しているJCDAインストラクター。
ダンス経験や職歴も様々で、チアダンスの楽しさを広めたいという気持ちさえあれば誰でも挑戦できる道です。
指導・大会審査・イベント運営など活動の幅は広く大変なこともありますが、生徒の成長や保護者の声にやりがいを感じるはずです!
チアダンスが好きで、その気持ちをもっと広めたいという気持ちがあれば、ぜひJCDAインストラクターを目指してみてはいかがでしょうか♪
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