チアダンスを習っている人の中には、大会への出場を目標にしている方もいますよね。
中には世界大会への憧れを持っている方もいるでしょう。
特にチアダンスの本場であるアメリカの大会への出場は憧れますね。
今回はチアダンスの世界大会の一つとして、有名なWCC/JWCCについてやWCC/JWCCに出場する日本代表について紹介します。
WCC/JWCCへの出場に憧れている方、チアダンス日本代表に興味がある方は参考にしてみてくださいね!
目次
チアダンス日本代表も出場!世界大会【WCC/JWCC】ってどんな大会?
チアダンス日本代表も出場し数々の輝かしい活躍を見せている世界大会のWCC/JWCC。
WCC/JWCCへの出場を夢見ているチアリーダーも多いのではないでしょうか。
チアダンス日本代表も出場するWCC/JWCCについてチェックしていきましょう!!
【WCC/JWCC】について
WCC/JWCCの正式名称はWCCがICU World Cheerleading Championships(ICU世界チアリーディング選手権大会)でJWCCが ICU Junior World Cheerleading Championships(ICU世界ジュニアチアリーディング選手権大会)です。
アメリカ・フロリダ州のウォルトディズニーワールドで年に1度、毎年4月頃に開催される世界最大規模の大会で、国際オリンピック委員会(IOC)が正式承認した国際団体「ICU(International Cheer Union)」が主催しています。
◆実施競技種別:チアリーディング/パフォーマンスチア
過去に日本代表が出場した部門
WCC/JWCCではアクロバティック要素の強いチアリーディングや、ダンス要素の強いパフォーマンスチアの部門があります。
毎回、約3,000人の選手が世界各国から集結します。
日本代表が過去に出場した部門は下記の通りです。
※下記は2023年に日本代表が出場した部門です。
- パフォーマンスチア
■Youth Pom(12歳〜14歳):17名
■Junior Pom(15歳〜18歳):18名
■Junior Hip Hop(15歳〜18歳):17名
■Pom(16歳以上):18名
■Hip Hop(16歳以上):19名
■Jazz(16歳以上):22名
■Doubles Pom(16歳以上):2名
■Doubles Hip Hop(16歳以上):2名
- チアリーディング
■Youth All Girl Median(12歳〜14歳):23名
■Junior All Girl Advanced(15歳〜18歳):22名
■All Girl Elite(16歳以上):20名
■Coed Elite(16歳以上):22名
世界大会【WCC/JWCC】に出場するには?日本代表の出場権について
WCC/JWCCに憧れるみなさんが一番気になるのが「日本代表にはどうしたらなれるのか」ではないでしょうか?
日本代表の選出方法についてみていきましょう!!
チアダンス日本代表になるには
パフォーマンスチア(チアダンス)とチアリーディングの日本代表をWCC/JWCCに派遣しているのは一般社団法人日本スポーツチア&ダンス連盟という団体です。
一般社団法人日本スポーツチア&ダンス連盟についてや、日本代表選考会について紹介します。
日本スポーツチア&ダンス連盟とは
一般社団法人日本スポーツチア&ダンス連盟は世界117カ国が加盟し国際オリンピック委員会から正式認定を受けたICU(International Cheer Union)に正式加盟する日本国内唯一の団体です。
「チアリーディングの普及活動を通じて誰もが参加できるスポーツとして健全な精神の構築に寄与する。競技者と観客との一体的感動を共有する事をチアスピリットの根幹とし、国内はもとより国際的にも多くの人たちとの交流を深め、豊かな社会の形成に貢献していく。」をミッションに掲げ、国内大会主催や指導者育成プログラム実施、国際大会への日本代表派遣を行っています。
WCC/JWCCに日本代表の選手を派遣している日本で唯一の団体ともなっています。
日本代表選考会について
WCC/JWCCに日本代表として出場するには一般社団法人日本スポーツチア&ダンス連盟が主催する大会(出場権付与対象大会)に出場する必要があります。
その大会でPerformance Cheer Grand Final(以下「GF」)を獲得したチームが選考会に参加することができます。
また、「GF」獲得チームの中から選考会が行われ、日本代表が選出されます。
選考会の概要については下記のURLをご覧ください。
2025 ICU 世界チアリーディング選手権大会 日本代表選考会 要項 【パフォーマンスチア】
過去に【WCC/JWCC】に出場したチーム
これまでに、どのようなチームがパフォーマンスチア(チアダンス)の部門に出場したのでしょうか?
過去に日本代表として活躍したチームは下記のようなチームです。
玉川大学(東京都)「JULIAS」
16歳以上が出場できるポン部門には玉川大学(東京都)のダンスドリルチーム「JULIAS」がチーム選抜で選ばれ日本代表として出場を果たしました。
大学のチームがポン部門の日本代表となるのは初めてでしたが、大学生らしい迫力のある演技で会場を魅了し、強豪アメリカに負けないクリーンで美しい演技を披露し、世界2位という素晴らしい成績を収めました。
桜美林大学(東京都)「CREAM」
16歳以上が出場できるジャズ部門には桜美林大学(東京都)のソングリーディング部「CREAM」がチーム選抜で選ばれ日本代表として出場しました。
なめらかで流れるような動きと豊かな感情表現、そしてシンクロ性で戦ったジャズで日本代表は見事3位を獲得しました。
Kiyomi Cheerdance Place Kumamoto(熊本県のクラブチーム)
熊本県のクラブチーム”Kiyomi Cheerdance Place Kumamoto”がチーム選抜によって選ばれ、日本代表として出場しました。
強豪アメリカとの接戦となりましたが、決勝でパワーみなぎる素晴らしい演技を披露し、2年連続の世界一となりました。
【WCC/JWCC】でのチアダンス日本代表のこれまでの活躍
年々、日本のチアダンスのレベルは上がっておりWCC/JWCCでは優勝や入賞など数々の活躍をみせています!
これまでの日本代表の活躍をチェックしましょう!
世界一位
日本のチアダンスのレベルはもはや世界で優勝できるレベルとなりました!
WCC/JWCCで日本代表が優勝を果たしたのは下記の部門です。
■Doubles Pom:2017年以降5連覇中!
■Doubles Hip Hop:2017年以降4度の世界一
■Pom:2017年以降3度の世界一
■Hip Hop:2010年以降6度の世界一
■Jazz:2014年以降2度の世界一
■Junior Pom:2017年以降3度の世界一
■Junior All Girl Advanced:2021年初優勝
入賞経験
惜しくも優勝とはなりませんでしたが、それでも入賞経験も数多くあります!
WCC/JWCCで日本代表が入賞を果たしたのは下記の部門です。
■All Girl Elite:2017年に世界5位を獲得後、2019年に4位、2021年に準優勝
■Junior Hip Hop:2021年準優勝
まとめ
毎年4月頃にアメリカ・フロリダ州のウォルトディズニーワールドで開催されるWCC/JWCC。
日本代表のレベルも年々上がっており、連勝や入賞のニュースを目にする機会も多くなってきました。
約50カ国から代表選手が集結することから、海外の選手とも交流できる貴重な機会となっています。
日頃からチアダンスの練習を頑張っているみなさんも、パフォーマンスチア(チアダンス)の日本代表を目指してみてはいかがでしょうか?
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