キッズダンスの大会では、「目を引くような衣装や髪型で踊りたい」と思いますよね。とっておきの大切な日であれば、おしゃれをしたい気持ちもあるでしょう。
今回は、キッズダンスで使えるヘアアレンジ(髪型)をご紹介します。
基本的な三つ編みのやり方から、編み込み、くるりんぱ、崩れにくいポニーテール、おだんごの作り方まで、くわしく解説。
キッズダンスの大会、発表会やイベントなど、ぜひ参考にしてヘアアレンジしてみてくださいね。
目次
ヘアアレンジの時の前髪はあげるべき!?
各スクールにて指定される場合もありますが、どちらでも良いよという場合もあると思います。そんな時、どうしたら良いのだろう?と考えてしまう時はありませんか?
室内での発表会で照明が付いてる場合は、基本的に上の方から照らしているため前髪が影となって顔の表情が良く見えなくなってしまう可能性があります。
照明がない場合、室外の場合は影ができるという心配はないと思います。
前髪が目にかかるような長さの場合は、踊っている時に顔にかかってしまい表情が見えにくくなってしまったり、視界が狭くなってしまうかもしれません。
オン眉の長さの場合はそのようなことはないでしょう!
「表情が見たい!」という場合は、前髪をしまってあげると良いかもしれませんね!
固め方についてブログ内に記載しているのでそちらもチェックしてください!
キッズダンスで使えるヘアアレンジ(髪型)|三つ編み
三つ編みは、とてもシンプルですが、仕上がりはかわいいのでキッズダンスのヘアアレンジ初心者の方におすすめです。
こちらは仕上がりの画像。三つ編みは結ぶ位置によって印象が変わります。
【三つ編みのやり方】
1. まず、毛束を3つに分ける。
2. 一番右側の束(赤)を、中央の束(黄色)の左側に持っていく。
3. 一番左の束(青)を、②で中心にきた束(赤)の右側に持っていく。
真ん中を入れ替えるようにしていくのがポイントです。
ネットには三つ編みの動画もあるので、探して練習してみてくださいね。
三つ編みはヘアアレンジの基本とも言えます。
3本の色が異なる毛糸を用意して、三つ編みの練習をするのがおすすめです。
キッズダンスで使えるヘアアレンジ(髪型)|編み込み
三つ編みは短くてできない…そんな子どもにおすすめなのが編み込みです。
三つ編みと比べるとやや難易度が上がりますが、コツを使えば簡単。
短い髪の毛をまとめやすく、見た目もかっこいいのでキッズダンスの大会や発表会に向いています。
まずは編み込みの作業方法を覚えましょう。
上の画像は、編み込みの仕上がり画像です、短い髪の毛も巻き込んでいくので、しっかりと固定されて踊りやすいのも特徴です。
編み込みには次の2種類があります。
- 表編み込み
- 裏編み込み
それぞれの手順を見てみましょう。
キッズダンスのヘアアレンジ|表編み込み
1. まず、毛束を3つに分ける。(三つ編みと同じです)
2. 1回だけ三つ編みをする。
3. 一番右側の束(赤)の横の髪の毛を少量とって、右側の束に合わせ、中心の束(黄色)の左側に持っていく。
4. 一番左側の束(青)の横の髪の毛を少量取って、左側の束に合わせ、中心の束(黄色)の右側に持っていく。
少しずつ束を掴んで増やしていくイメージです。
キッズダンスのヘアアレンジ|裏編み込み
1. 3つのブロックに毛束をわけます。表編み込みとは逆に、①から毛束の下を通して編んでいきます。
2. ②を下から通したら、まだ編み込まれていない下に残っている髪の毛を、画像のように手に持っている毛束に合流させていきます。
3. 画像の①②③の毛束を意識しながら、いままでの作業を繰り返します。
すくって集めるの繰り返しです。
下に残っている髪の毛を順番に毛束に合流させていくと、上の画像のように編み目がでてきます。
緩んでいると、隙間から髪の毛が出てきてしまうので、1編みするごとにきゅっと髪の毛を締めていきましょう。
編み込み作業がしやすいように、余分な髪の毛(編み込み作業をしない髪の毛)はクリップを使ってまとめておくとよいですよ。
キッズダンスで使えるヘアアレンジ(髪型)|くるりんぱ
キッズダンスでは、くるりんぱもおすすめです。くるりんぱはとてもかんたん。
キッズダンスの大会や発表会はもちろんのこと、日常のヘアアレンジにも使えるので、ぜひやり方を覚えてみませんか。
くるりんぱは、前髪が短いヘアスタイルの子どもにもおすすめです。
キッズダンスの大会でおでこを出したいときに、短い前髪をくるりんぱするととっても便利。
上の画像が仕上がりです。ただ結ぶだけとは異なり、かわいい仕上がりですよね。
くるりんぱのやり方
1. 毛束を取って、すこし緩めに結びます。
普通に髪の毛を結んでから、たるませてもOKです。
2. 結び目より上の部分を2つに分ける。指を入れて髪の毛を割るイメージです。
3. 結び目より下の毛束を、②でつくった分け目に上から全部入れる。
4. 結び目のゴムを頭のほうにぎゅっとキツくする。
くるりんぱをカラーゴムでたくさんつくると、アクセントになってとってもかわいいですよ。
くるりんぱは、1回でもかわいいですが、2回続けてもOKです。好みでアレンジをお楽しみください。
キッズダンスで使えるヘアアレンジ(髪型)|コーンロウ
キッズダンス、特にヒップホップの発表会で見かけるのがコーンロウ。これはとってもかっこよく、おとなが見ても憧れるほど。
コーンロウは、その名の通り、トウモロコシのように細かく髪の毛を編むヘアアレンジです。
美容師さんや、手先が器用な方でないと難しいヘアアレンジですが、コーンロウができたらかなり目立ちます。
動画で解説はしていますが、ヘアメイクやヘアアレンジ初心者の方であればかなり難易度が高いヘアアレンジ。
大会当日や発表会当日は、なかなか時間がありません。楽屋で作業をする余裕はあまりないかと思います。
前日におうちでコーンロウにしてくるのもよいですが、自信のない方におすすめなのは、美容室です。
コーンロウは次の種類があります。
- サイドコーンロウ
- ハーフコーンロウ
- オールコーンロウ
コーンロウをする範囲によって費用が異なります。
さらに地毛なのかエクステなのかでも違いがあるので、美容院代の相場はまちまちですが、おおむね10,000円から15,000円です。
崩れにくい!ヘアアレンジのコツ
キッズダンスの発表会や大会では、体を大きく動かすので、ボサボサにならないか心配ですよね。
踊っているうちにヘアメイクが崩れると、子どもが気になってしまうこともあるでしょう。
ここでは崩れにくいヘアアレンジのコツを解説します。
崩れにくいヘアアレンジのコツ|しっかりとブラッシングする
キッズダンスのヘアアレンジの前は、しっかりとブラッシングをしてください。髪の毛が絡まった状態だと、綺麗にヘアアレンジすることは難しいです。
ブラッシングは、髪の毛の表面からだけでなく、裏側からもしっかりとブラッシングしましょう。奥の髪の毛までとかすことがポイントです。
崩れにくいヘアアレンジのコツ|ヘアオイルやクリームを使う
崩れにくいヘアアレンジのコツは、ヘアオイルやクリームを使うことです。
子どもの髪の毛は細くて、とてもサラサラ。普段のヘアスタイルでアレンジしてもすぐにヘアゴムがスルッと落ちてしまうこともありますよね。
このような子どもの髪の毛では、すぐにヘアアレンジが崩れてしまうことがあるのです。
ポニーテールやくるりんぱなどアレンジをする際は、事前にヘアオイルやクリームを付けましょう。
このときトップに整髪剤をつけすぎるとベタベタになってしまいます。
一度ヘアクリームなどを手のひらに出してこすり合わせてから、軽く子どもの髪の毛に塗布するのがおすすめです。
手でベタベタと塗るのではなく、子どもの髪の毛を手のひらで軽くさっさと触る程度で塗布しましょう。
おすすめの整髪剤は、マトメージュです。
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まとめ髪のヘアアレンジに特化しています。後れ毛が気になる方にもよいでしょう。
崩れにくいヘアアレンジのコツ|ヘアアイロンを使う
崩れにくいヘアアレンジのコツは、ヘアアイロンを使用することです。
直毛の子どもの場合、ヘアアレンジをすると隙間からピンピンと髪の毛がハネて出てきてしまうことがあります。
チクチクした印象になるので、ヘアアレンジ前にヘアアイロンを使って毛先をワンカールさせるのがおすすめです。
毛先がカールされることで、ヘアアレンジが柔らかな印象になります。
ヘアアイロンを子どもに使用する際は、やけどに気を付けましょう。
おすすめは子どもの首や肩にバスタオルを巻くことです。
これで万が一、ヘアアイロンが当たってもやけどをある程度予防することができるので、試してみてくださいね。
崩れにくいヘアアレンジのコツ|うなじの後ろ毛はきつめにまとめる
崩れにくいヘアアレンジのコツは、うなじの後ろ髪をきつめにまとめることです。
ポニーテールや三つ編みで1本に結ぶときは、うなじの髪の毛をキュッとややきつめにまとめましょう。
また結ぶときに少し上を向いてもらうと結んだ後にたるまなくなるのでしっかり結ぶことができます!
うなじの髪の毛を上にあげながらジェルなどで固めるのがおすすめです。
最初はちょっときつくて痛いと感じるかもしれませんが、後ろの髪の毛はすぐに落ちてきやすいので、少しだけきつめにまとめるとよいですよ。
特に日頃からアップのヘアアレンジをしていない子どもの場合は、「上げ癖」がついていないため、髪の毛が落ちやすいのです。
上を向いてもらってうなじの後ろ毛を上げたら、しっかりとジェルなど整髪剤を使用して、ヘアピンを使って落ちないようにまとめましょう。
崩れにくいヘアアレンジのコツ|2段に分けてまとめる
崩れにくいヘアアレンジのコツは、2段に分けることです。
ポニーテールの場合は、1つの束にまとめるかと思いますが、2つに分けたほうがまとめる力が増して崩れにくくなるのです。
髪の毛の長さはすべて同じではありません。場所によっては短い部分もあるので、2段に分けて無理なく結ぶとよいでしょう。
ポニーテールの場合は、まずはハーフアップスタイルにまとめます。前髪がある子であれば、ハーフアップの時点で前髪も上にあげましょう。
そして残りの髪の毛もまとめて1つの束にすると、崩れにくいポニーテールになるのです。
2つの束の分け目がわからないように、手で軽く馴染ませるのがおすすめです。
崩れにくいヘアアレンジのコツ|結び目に水を吹きかける
崩れにくいヘアアレンジのコツは、ヘアゴムの結び目に水を吹きかけることです。
霧吹きに水を入れて、シュッシュと結び目に吹きかけることで、結び目ががっちりします。これで崩れにくくなるので試してみましょう。
崩れにくいヘアアレンジのコツ|ヘアゴムを使い分ける
崩れにくいヘアアレンジのコツは、ヘアゴムを使い分けることです。
ヘアゴムにもさまざまな種類がありますよね。子どもの髪質や量に合わせて使い分けてください。
- 髪の毛の量が多い→太いヘアゴム
- 髪の毛の量が少ない→細いヘアゴム
- 髪の毛が柔らかくて少ない→シリコンゴム
子どもの髪の毛は柔らかくて少ない傾向もあるので、短ければシリコンゴムでも対応できます。毛量で使うヘアゴムを変えるのがおすすめです。
崩れにくいヘアアレンジのコツ|結び目に髪の毛を巻き付ける
崩れにくいヘアアレンジのコツは、ヘアゴムの結び目に髪の毛を巻き付けることです。
これでヘアアレンジにもアクセントがつくだけでなく、強度がアップするため、おすすめです。ゴムも見えにくくなるので、かわいくなりますよ。
キッズダンスのヘアアレンジ|お団子を作る方法
キッズダンスの日々のレッスンや発表会でお団子を作ることもありますよね。ここでは綺麗にお団子を作る方法をご紹介します。
お団子のコツ|ポニーテールを固定させる
キッズダンスのヘアアレンジでお団子を作るときは、ポニーテールをしっかりと固定しましょう。
お団子の前段階ではポニーテールがあるので、このポニーテールが緩んでいてはお団子も綺麗に仕上がりません。
先述した方法を参考に、まずはしっかりとポニーテールを作りましょう。
お団子のコツ|ポニーテールの毛先を巻きつける
キッズダンスのヘアアレンジでお団子を作るときは、ポニーテールの毛先を根元に巻き付けましょう。
ポニーテールの毛先は、結んだ毛束の根元に沿ってグルグルと巻きつけていきます。
その際は、頭の形に沿って隙間を埋めていくように巻きつけていくと、綺麗なな丸いお団子ができあがりますよ。
お団子のコツ|ヘアネットで包み込む
お団子ヘアアレンジのコツは、ヘアネットで包むことです。
ヘアネットを使う前にゴムを使用したくなるかもしれませんが、これはおすすめしません。ゴムを使うと、ネットの中でお団子が潰しにくくなるので、ヘアゴムは使用せずにネットをかぶることがポイント。
ネットをかぶせたあとに、Uピンを使って形を整えていきましょう。お団子は適度に潰してください。
なお、クラシックバレエの場合は、役柄によってお団子の高さ、どれくらいつぶすかが異なります。講師に相談しながらお団子を作っていきましょう。
上の画像は、お団子を組み合わせたヘアアレンジです。
最初に編み込みする部分をしっかりブロック分けしておくと、こんなに綺麗な分け目ができます。綺麗な分け目は、コームの柄を使うとよいですよ。
このヘアアレンジは、サイドが編み込みされていることで、しっかりまとまり崩れにくいのが特徴。ターンを回るチアダンスなどを踊るときにとてもおすすめです。
ヘアアレンジが終わったら、軽く頭を振って崩れないか確認しましょう。
キッズダンスのヘアアレンジは誰がするの?やったほうがいい?
キッズダンスの発表会や大会のヘアアレンジは誰がするのでしょうか。
結論から書くと、キッズダンスの発表会や大会のヘアアレンジは、原則として保護者がおこないます。
講師がアドバイスしてくれることもあるかもしれませんが、発表会や大会本番は時間がなく、全員に講師がアレンジする時間はありません。
保護者がアレンジするのが基本とお考えください。
楽屋では着替えやメイクもするため、あまりヘアアレンジに時間がかけられないことも。
ある程度自宅でアレンジしてから会場に向かうとよいですよ。
キッズダンスの発表会・大会でヘアアレンジはした方がいい?
キッズダンスの発表会・大会ではヘアアレンジはした方がよいのでしょうか。
ダンスを踊る際は、髪の毛が長いと邪魔になることがあるので、なにかしらヘアアレンジをしたほうがよいです。
ポニーテール、三つ編みなどかんたんなアレンジでもよいので、ヘアスタイルをまとめましょう。
発表会や大会は子どもにとっては特別なイベントです。
見た目の印象をよりよくするためにも、周囲のメンバーと合わせてヘアアレンジするのがおすすめです。
ヘアアレンジをするだけでなく、ヘアアクセサリーを付けたい子どももいますよね。
たくさんつけてしまうと、キッズダンスを踊る最中に取れることもあります。
大会の場合は、得点に影響が出ることもあるので、アクセサリーを付ける場合は講師に相談しましょう。
まとめ
今回は、キッズダンスで使えるヘアアレンジ(髪型)をご紹介しました。
三つ編みや編み込みをマスターすると、ヘアアレンジの幅が広がります。おしゃれなヘアスタイルでキッズダンスの発表会に参加したい子におすすめです。
崩れにくいきれいな三つ編みや編み込みには事前準備が大切。
まずはしっかりと髪の毛をとかして、まとめやすいようにヘアクリームなどを使用しましょう。
毛先をカールさせておくと、ヘアアレンジしやすくなりおすすめです。
キッズダンスのヘアアレンジは、原則として保護者がおこないます。
大会や発表会の本番当日はとても忙しく、楽屋でゆっくりとアレンジできないことが多いので、不慣れだと慌ててしまうことも。
キッズダンスの発表会でヘアアレンジをする場合は、事前に練習をしましょう。
キッズダンスの大会や発表会などで、髪型(ヘアアレンジ)に困ったときは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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